育英高校、ベネッセの特別プログラムで成績向上を実現!
東京都に本社を置く株式会社東京個別指導学院が、教育プラットフォームの株式会社Classiと連携して、2025年度から神戸市の育英高校に放課後学習支援プログラムを導入しました。これは関西地域で初めての試みであり、早くも導入から4ヶ月で顕著な成績向上が確認されています。
プログラムの概要
この取り組みは、個別指導塾のパイオニアである東京個別指導学院、全国最大規模の模擬試験を提供するベネッセコーポレーション、そして教育プラットフォームを提供するClassiがタッグを組んで実現しました。東京個別指導学院が主体となり、各学校の目的に応じたオリジナルプログラムを設計し、講師陣による個別の指導や学習進捗の管理を行います。
放課後特別講座の詳細
育英高校では、このプログラムを「放課後特別講座」として2025年度から開始しました。この講座は、部活動と学業を両立できるよう設計されており、生徒が自分の都合に合わせた時間に参加できるのが特徴です。受講者は定期テストや入試対策に向けた指導を受けられ、学びやすい環境が整っています。
成績の向上
プログラムに参加した高校1年生たちの成績を分析したところ、数学や英語での校内偏差値が向上していることが確認されました。特に数学Iでは0.6ポイント、英語コミュニケーションIでは0.9ポイントの上昇が見られ、非受講生とは1.0〜1.6ポイントの差が出ました。これにより、受講者たちの学習効果が明らかになっています。
受講生の声
受講生たちからは、「基礎から丁寧に教えてもらい、成績が大きく伸びた」、また「勉強への熱意が増して、周りの努力を見て自分も頑張ろうと思えるようになった」という声が寄せられています。さらに、講師との距離感が近く、相談しやすい環境が学びのモチベーションを引き上げているようです。
教師のコメント
このプログラムを担当する岡村先生は、「部活動の後にすぐ受講できる点が大きな特徴で、時間を有効に使うことができている」と語ります。生徒たちの満足そうな表情を見ていると、理想的な学習環境が確立されていると実感しています。
このように、育英高校では新たな教育の形が実現し、学びを通じて生徒たちの成長を支援する取り組みが進められています。今後もベネッセグループの放課後学習支援プログラムが、さらなる学力向上を目指す生徒たちを支えていくことでしょう。