スピーキング力を高める新教材「スピフル for エンジニア」が登場
株式会社プログリットは、スピーキング力の向上を目指す新しい英語教材「スピフル for エンジニア」を2025年12月4日に提供開始しました。本サービスは、エンジニアのニーズに応えるために設計され、実務に役立つ内容が特徴です。
なぜ「スピフル for エンジニア」が必要なのか?
日本の労働市場では、少子高齢化に伴い労働力人口が減少し、特にIT分野では人材不足が深刻な課題です。情報処理推進機構(IPA)が発表した「DX動向2024」によると、DX推進に必要な人材が不足しているとの声が多く、日本のエンジニアにとって即戦力としての英語力が求められています。エンジニアとして成功するためには、単に技術力だけでは不十分で、国際的なコミュニケーション能力も必要です。
また、多くのエンジニアが英語の文献や技術情報に日常的に触れる中で、翻訳作業や表現の壁に悩まされています。そうした背景から、スピーキング力を向上させたいと考えるエンジニアが増えています。
「スピフル for エンジニア」の特長
「スピフル for エンジニア」では、エンジニア実務に特化したトレーニングが行えるため、現場で使える実践的な英語力を身につけることができます。以下に主な特長を紹介します。
1. 実務直結型コンテンツ
教材はエンジニアの視点を取り入れ、実務での仕様説明やコードレビューといったシチュエーションを想定した例文やスピーチテーマを用意しています。また、Jenkinsの開発者である川口耕介氏の監修による実務に即した課題を取り入れています。
2. AI機能によるフィードバック
「スピフル」では、AIによる即時フィードバックが魅力です。口頭英作文のトレーニングでは、AIが正誤を自動判定し、ニュアンスや意味が伝わっていれば正解と認めます。独り言英会話では、文法だけでなく内容や構成についてもフィードバックが行われるため、短期間で効果的に学べます。
川口耕介氏からのメッセージ
川口氏は「スピフル for エンジニア」を通じて、日本のエンジニアが正しいニュアンスを英語で伝え、世界で活躍できる力を身につけることを期待しています。彼は自身の経験から、英語力不足が評価に影響し、エンジニアが持つ能力を十分に発揮できない状況を見てきました。
「スピフル」の成長と展望
スピフルは、2023年12月から提供を開始し、利用者数が大きく増加しています。今後もエンジニアを支援するための新たなコンテンツを提供し、彼らが自信を持って英語を使用できる環境を整えていくことを目指します。
企業がグローバルに活躍するためには、各エンジニアが持つ言語能力の向上が不可欠です。プログリットの「スピフル for エンジニア」は、そんなニーズに応えるための強力なツールとなるでしょう。