次世代金属工法の誕生
2026-05-19 13:05:27

ダイヘンが国内初の金属積層造形技術「WAAM」で生産革新

ダイヘンが挑む次世代金属積層造形技術



ダイヘンは、金属ワイヤをアーク溶接を利用して積層造形する新しい技術「WAAM」(ワイヤ・アーク・アディティブ・マニュファクチャリング)を活用し、新たな事業をスタートしました。この取り組みは、特に船舶やエネルギー、建設機械、さらには航空・宇宙産業など、巨大な構造物の製造に革命をもたらすものとして期待されています。

新しい製造方法の重要性



今日の製造現場は、グローバル化、環境規制、労働力不足など複雑な課題に直面しています。その解決策として、従来の鋳造や切削加工に代わる金属3Dプリンティング技術が注目されています。特に「WAAM」は金型が不要で、設計の自由度が高い一方、材料ロスも抑えられるため、製造業界からの期待が集まっています。これに対し、従来のパウダー・ベッド・フュージョン(PBF)方式は高コストであり、大型構造物には適さないという制約があるため、AWAMの利用価値がより明白になっています。

ダイヘンの技術と新製品



ダイヘンは、アーク溶接技術とロボット制御のノウハウを融合し、「ArcBuilder 3D」という国内初の金属積層造形システムを開発しました。このシステムは、高い生産性を誇り、冷却時間を短縮しながら高温での高速造形が実現可能なため、品質不良のリスクも軽減されます。また、ロボットプログラミングを支援する専用ソフトを導入し、複雑なCADデータを正確に制御することが可能です。

受託造形サービスの提供



顧客に向けて、ダイヘンは「受託造形サービス」を提供します。このサービスでは、顧客が提供する3Dデータを元に、試作品を製造することが可能です。専門の技術者がすべての工程をワンストップでサポートし、安心して品質の高い製品を得ることができます。

市場展望と目標



ダイヘンの本事業は、国内市場を着実に開拓すると同時に、2030年までに売上高100億円を目指しています。初年度の販売目標は20台で、2026年5月29日から受注を開始します。金属積層造形の市場は、2030年までに世界で6.8兆円に達する見込みがあり、ダイヘンの新しい事業がこの波に乗ることで、さらなる成長が期待されています。

お問い合わせ



本件に関する詳細は、ダイヘンの溶接・接合事業部までお問合せください。これからの工業界において、ダイヘンの新しく創造的な挑戦が注目されるでしょう。


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