防災国際会議2025
2025-07-02 11:47:17

神戸で開催される日中韓三国の防災に関する国際会議「Inter-Regional Dialogue 2025」

神戸での国際会議「Inter-Regional Dialogue 2025」



2025年7月7日から9日にかけて、日本の神戸で「Inter-Regional Dialogue 2025」が開催されます。この会議は日中韓三国協力事務局(TCS)が主催し、日中韓の他地域との協力強化を目指しています。この国際的な会議は2017年度から始まり、毎回防災に焦点を当てたプロジェクトやテクノロジーのベストプラクティスを共有する場となっています。

日程と場所


会議は、ザ・マーカススクエア神戸で行われ、おそらく数百人規模の参加者が見込まれています。今年のテーマは「Leveraging Technological Innovations for Disaster Risk Reduction: Managing the Risks of Extreme Hazard Events through Digital Technologies for Risk Assessment, Early Warning, and Early Action」となっており、デジタル技術を活用した防災リスクの管理に重点が置かれています。特に、AI技術を駆使した防災テクノロジーの発展が期待されています。

Specteeの参加


今回の会議には、株式会社Specteeの取締役COOで海外事業責任者の根来諭氏が登壇します。根来氏は、フィリピンやベトナムを含む地域で展開中のAIリアルタイム防災サービス『Spectee Pro』について紹介予定です。『Spectee Pro』は、SNSや気象データ、全国の道路・河川カメラを駆使し、災害や危機情報を迅速に収集・可視化・予測できる技術を提供しています。

防災の重要性


根来氏は、防災分野は国家の利害を超えた国際協力が必要とされる重要な領域であると考えています。気候変動が進む中で、アジア地域が一堂に会し連携することが、さらなる地域のレジリエンス向上につながると期待されています。実際、昨年から『Spectee Pro』はフィリピンにおいても導入が進んでおり、中央官庁や地方自治体に100以上のライセンスが付与されています。

日中韓三国協力事務局(TCS)の役割


TCSは、日本、中国、韓国の三国の協力を促進するために2011年に設立された国際機関です。近年、この機関が推進しているのは、防災における技術革新や連携の強化です。参加国からは政府の関係者や企業の専門家が集まり、地域の防災課題やそれに対するテクノロジーが話し合われます。

結論


「Inter-Regional Dialogue 2025」は、日中韓の協力のみならず、ASEANやモンゴルの国々との防災技術の共有と意見交換の場となるでしょう。この機会を通じて、Specteeがどのように地域の安全を支えていくのか、注目です。アジア全体の防災戦略が一層進化していくことを期待しています。


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