リサイクルを学ぼう
2025-09-04 15:09:49

子どもたちが学ぶペットボトルキャップのリサイクルワークショップ

未来を支える子どもたちのリサイクル学習



2025年8月8日、「リユースの日」に行われた特別なワークショップが、にじいろ保育園亀戸で開催されました。この取り組みは、日本山村硝子株式会社とライク株式会社による共同プロジェクトで、ペットボトルキャップのリサイクルについて幼児たちに楽しく学んでもらうことを目的としています。

ワークショップの内容



当日のワークショップには、15名の園児が参加しました。最初に行われたのは、ペットボトルキャップのリサイクルの重要性を説明するためのスライドショーです。スライドでは、「ペットボトルキャップを分別・回収することで、再び価値のある物に生まれ変わる」というメッセージが子どもたちに伝えられました。この教育的な内容は、子どもたちの理解を深める助けとなりました。

さらに、園児たちは「循環ガチャModel-S」と名付けられたカプセルトイを使って遊ぶ体験もしました。このガチャマシンでは、ペットボトルキャップを硬貨の代わりに使うことで、景品としてアップサイクルされたマグネットやビニールバッグを手に入れることができます。子どもたちは自分たちが集めたペットボトルキャップを使い、遊びながらリサイクルの大切さを実感しました。

取り組みの背景



ライク社はリサイクル活動を推進するために、保育園や介護施設でペットボトルキャップの回収活動を行なっています。このリサイクル活動の一環として、より多くの人々にリサイクルの重要性を浸透させるための企業との連携を探していました。そんな中、日本山村硝子の取り組みを知り、今回のワークショップの実現に至りました。

今後の展望



ライク社は、すでに保育園や介護施設など7か所でペットボトルキャップの回収を行っており、将来的には回収できる場所をさらに広げていく計画です。また、日本山村硝子は、創業以来の100年以上にわたる理念のもと、次の100年も必要とされる企業を目指しています。環境保護に配慮し、持続可能な社会への貢献を目指す「アースケアカンパニー」としても着実な活動を続けています。

RINプロジェクト



特に注目されるのが、使用済みペットボトルキャップの再利用を中心とした「RIN~Recycle Innovation in the New Normal~」プロジェクトです。このプロジェクトでは、キャップがどのように新たな価値を生み出せるかを探る活動を進めています。単なるリサイクルにとどまらず、回収から再生、再利用までを一連の流れとしてデザインし、新たな価値を生み出すことが目指されています。

将来にわたって、子どもたちにリサイクルの重要性を伝えるための教育活動は続いていく予定です。こうした活動を通じて、次世代を担う子どもたちが環境意識を高め、持続可能な社会を築いてくれることを願っています。


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