新たな拠点「ARKade」
2025-12-18 17:35:26

尼崎に誕生する新たなものづくり拠点「ARKade」とは?

新たなものづくりの拠点「ARKade」



尼崎市に新たなオープンイノベーション拠点「ARKade」が誕生します。この施設は、公益財団法人尼崎地域産業活性化機構が主導し、地域のさまざまな主体が協力して構築するものです。2026年4月に開設される予定で、立地は尼崎信用金庫旧中央支店をリノベーションした場所です。

1. オール尼崎の支援体制



「ものづくりをするなら尼崎」というビジョンのもと、オープンイノベーションコア尼崎運営協議会(OIC)が2024年に立ち上がりました。約1年半の間、市内の企業やスタートアップを支援し、一対一の丁寧なコーディネートを通じて、企業相互のつながりも生まれています。このような取り組みを通じて、地域内でのイノベーションが少しずつ花開いているのです。

今後は市内のさまざまな企業や団体に対して、多対多の関係形成を促進し、地域全体の共創を進めるという目的が「ARKade」の開設の背景となっています。

2. 施設のコンセプト



「ARKade」は、次の4つの設置目的を持っています。

1. 情報発信拠点: 尼崎におけるものづくりに関する情報やアイデアを集めて発信する場になります。
2. 新しいつながりの創出: 地域の人々がつながり、新たな気づきが生まれる場所となることを目指します。
3. 事業支援の場: 市内企業同士の連携を促進し、潜在的なパートナーシップを引き出す空間を提供します。
4. ワンストップ支援: 地域事業者が直面するさまざまな課題に対して、支援機関が一体となって迅速に対応する場所として機能します。

このような多面的な役割を果たすため、施設名の「ARKade」は、商店街のように人と人が交わる場所を象徴し、「Amagasaki」「Relationship」「Knot」を掛け合わせたものです。

3. 「あまぬし」とは?



さらに独自の取り組みとして、施設で活動する会員を「あまぬし」とし、彼らの共創活動をモニタリングします。同拠点における各企業の共創プログラムの参加状況や経営者の想いを可視化し、成果をポータルサイトで公開することで、持続可能な経営の取り組みを地域に広める狙いがあります。

4. 今後の展開



「ARKade」では、今後もさまざまなプログラムや会員プラン、利用料金の詳細を随時公表していく予定です。また、尼崎市を舞台に事業展開を考える企業や団体の皆さんからの問い合わせも大歓迎です。新たなものづくりの拠点が、地域の活性化にどのように寄与していくのか、期待が高まります。さあ、尼崎での共創の波に乗り遅れないように、ぜひ関わってみましょう!


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 尼崎市 ものづくり アーケード

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。