新たな進化を遂げる「セキュリオ」
兵庫県の神戸市を拠点に活動するLRM株式会社が手がける情報セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」に、新機能「自動連携(β)機能」が加わりました。この新機能により、企業が従業員に対してセキュリティ教育を行う際の工数を削減しつつ、教育効果を最大限に引き出すことが可能になります。
新機能開発の背景
近年、情報セキュリティへの関心が高まる中、導入実績が2,000社を超えるセキュリオには、様々な要望が寄せられていました。特に、従業員への教育を最適なタイミングで行いたいというニーズが多く見受けられました。具体的には、以下のような声がありました。
- - 教育効果が高まるような適切なタイミングでeラーニングを届けたい。
- - 教育を抜け漏れなく行いたい。
- - 従業員ごとに教育内容を最適化したいが、その管理は難しい。
こうした課題を解決するため、セキュリオでは自動化機能を導入し、各従業員のニーズに応じた教育が実現できる仕組みを構築しました。
自動連携(β)機能の概要
自動連携(β)機能は、セキュリティ教育の過程を自動化することを可能にします。従業員の行動や現在の状態に応じて、必要なeラーニングやアンケートを自動的に配信します。これにより、担当者は工数を削減しながら、教育の効果を高めることができます。
活用シナリオ
この新機能の具体的な活用シナリオは多様です。一部の機能として以下のような実装予定があります。
1.
入社時の教育の自動化:新入社員をセキュリオに登録するだけで、自動的に入社時のeラーニングが配信されるため、新人教育の抜け漏れを防ぐことができます。
2.
即時教育の実施:標的型攻撃訓練で不正アクセスをした従業員に対して、問題発生直後に関連教材を配信することで、教育効果を最大限引き出せます。
3.
訓練後のアンケート:引っかかった従業員にアンケートを行い、さらに深い情報を収集します。
4.
再教育の実施(実装予定):報告を忘れたユーザーに対し、適切な教材を配信してルールの再周知を行います。
5.
理解補完のためのアンケート(実装予定):eラーニング後にアンケートを行い、さらなる理解を促進します。
プラン別の機能
この自動連携(β)機能は、契約プランに応じて異なる機能が提供されます。例えば、EPアドバンストプランの契約者はすべての自動連携機能を利用することが可能です。一方、EPスタンダードプランでは一部の機能が制限されます。どのプランを選ぶかにより、企業は自社のニーズに合ったセキュリティ教育を効率的に実施できます。
安易に始められるセキュリティ教育
セキュリオは、専門の情報セキュリティコンサルタントによる監修を受けたコンテンツを提供し、従業員が容易にセキュリティ教育を受けられる環境を整えています。また、定期的なミニテストや訓練を通じて継続的な学びを促進し、企業全体のセキュリティリテラシー向上に寄与します。
技術の進歩を反映した新しい教育手法を導入することで、兵庫の企業も情報セキュリティ対策を強化し、より安全な職場環境を目指すことができます。LRM株式会社の提供する「セキュリオ」を活用して、セキュリティ教育を効率よく行いましょう。