兵庫県川西市での特別なトークイベント
今年は戦後・被爆80年という重要な節目を迎え、兵庫県川西市では、特別なトークイベントが開催されます。9月20日(土)、川西市出身の粉川なつみさん(29歳)と髙橋智恵さん(28歳)によるこのイベントは、アステホールで行われます。彼女たちは小学校から高校まで一緒の同級生。このイベントは、彼女たちの経験をもとに、戦後の歴史の意義や人権、平和の尊さについて参加者と共に考える場となります。
プログラム内容
トークイベントでは、現在の国際情勢、特にウクライナやパレスチナに対する支援の方法についても触れられます。参加者は、歴史的な観点から平和の重要性を再認識するだけでなく、現代の問題にどのように向き合っていくかを考えるきっかけが与えられます。さらに、働くことや生きることについての議論も行い、次の世代に何を残していくかを真剣に考える貴重な機会が提供されます。
イベント詳細
- - 日時: 令和7年9月20日(土)午後3時15分〜午後5時
- - 場所: アステ市民プラザ アステホール(川西市栄町25-1 アステ川西6階)
申し込み方法
事前に申し込みが必要ですが、当日の参加も可能です。事前申込は、9月12日(金)までの期限が設けられています。インターネットまたは電話での申し込みが受け付けられています。
- - インターネットで申込: こちらから
- - 電話で申込: 総合センター TEL: 072-758-8398
当日は、粉川さんと髙橋さんへのメッセージコーナーや、人権に関連するパネル展示、平和に関する書籍の展示、そして木工や刺繍のグッズ販売なども予定されています。これらの活動を通じて、参加者同士で意見を交わし、相互理解を深める良い機会が提供されるでしょう。
講演者プロフィール
粉川なつみさんはElles Films株式会社の代表取締役として、映画業界で活躍されています。川西市で育ち、大学を卒業後は映画配給の仕事に身を投じ、特にウクライナのアニメーション映画の普及に力を入れています。彼女の情熱が生んだプロジェクトは、国際交流の架け橋となっています。
髙橋智恵さんはフェアトレードブランド「架け箸」の創設者で、パレスチナの地場産業を生かした活動を通じて文化の理解促進に努めています。彼女の活動は地域コミュニティとの連携を深めるだけでなく、国境を越えた文化交流の重要性を訴えます。
まとめ
このトークイベントは、単なる話し合いの場ではなく、未来に向けた大切なステップです。戦後・被爆80年という歴史を背負いながら、次世代への希望を見いだすとともに、私たちが何を学び、どう行動していくべきかを問い直す機会となるでしょう。川西市の地元で行われるこの特別なイベントに、ぜひご参加ください。