防災イベント報告
2025-12-19 17:35:29

立命館アジア太平洋大学で防災用品点検の日に「NINZIA BOSAI」イベント開催

防災用品点検の日における「NINZIA BOSAI」イベント



12月1日は「防災用品点検の日」です。この日を記念して、立命館アジア太平洋大学(APU)では、テクスチャ・エンジニアリング・スタートアップの株式会社NINZIAが主催する防災イベントが行われました。

このイベントは、特に外国人留学生を対象にした防災啓発を目的としており、NINZIAが持つ「NINZIA BOSAI」という防災関連の取り組みの一環で実施されました。参加者は防災に関する基本的な知識を深めるとともに、実際の防災食の体験を通じて、防災についての理解を深めました。

イベントの内容とは



会場では、まず参加者による防災に関するアンケートが実施されました。この中で、全員が避難訓練に参加したものの、実際には防災食の経験がない学生や避難場所を知らない学生が一定数存在することが確認されました。これを受けて、スタッフは参加者に対し、具体的な避難行動を促すための「別府市防災マップ」を配布しました。

加えて、NINZIAは、参加者に「NINZIA BOSAI 欧風カレー」をプレゼントしました。このカレーは、「備蓄食は美味しくない」という一般的なイメージを払拭するためのもので、見た目や味において本物のお肉のような体験を提供します。留学生たちは、知識面(防災マップ)と体験面(美味しいカレー)の両輪によって、防災意識を高めることができたのです。

NINZIA BOSAI 欧風カレーの魅力



そのNINZIA BOSAI 欧風カレーは、NINZIAと不二製油の最新技術によって開発されました。特筆すべきは、その全ての材料が植物性で構成されている点です。通常の出汁や肉を使わずに、濃厚な食べ応えを実現しました。独自素材であるこんにゃくペースト「NINZIA PASTE」と大豆を使用し、まるで本物のお肉のような食感を味わうことができます。何といっても、湯煎や水を必要とせずに、開封するだけで食べられる手軽さが魅力です。

このカレーは、「非常時用」としてだけでなく、「日常食」としても楽しむことができ、防災食の普及を自然に促すことが期待されています。これにより、NINZIAは備蓄の循環(ローリングストック)を実現しようとしています。

NINZIAのビジョン



NINZIAはただの健康食品企業やプラントベースの企業ではなく、食感の創造に特化した日本発の技術と素材を提供する企業です。私たちは、日本の伝統的な調理法である蒟蒻の食物繊維を利用し、食を楽しむことを追求しています。なぜなら、食事は単に栄養を摂取するためだけでなく、食べること自体が楽しみであると考えているからです。

しかし、今日、糖尿病や高血糖、肥満、アレルギー等を抱える人々は世界中に多く、食の制約がある中でも楽しめる食を提供する使命がNINZIAにはあります。「グルコマンナン」というユニークな食物繊維を活かした技術開発を進め、世界中の人々が制限なく「食べる」楽しみを感じられるような製品づくりを目指しています。

NINZIA PASTEの特性



当社の開発した「NINZIA PASTE」は、一般的な蒟蒻を固めずにペースト状に保つことに成功した次世代の素材です。この素材は、血糖値の上昇を抑える機能や優れた食感を持ち合わせ、多様な食材やレシピに対応できる特性を持っています。ヘルシーなスナックや、より衛生的なプラントベースのシーフード、ヴィーガンミートなど、さまざまな「次世代食のカタチ」を模索しています。

このような取り組みにより、私たちは多国籍な食品関連企業と連携し、世界中の人々の食の楽しみを増やすべく貢献していきます。私たちの活動が、防災の意識向上にもつながればと願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 防災 NINZIA 留学生

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。