岡山大学がインド・プネ市を訪問し国際交流を深める

岡山大学がプネ市を訪問、国際交流を深化

2025年11月16日と17日、岡山大学の学長・那須保友氏がインドのプネ市を訪問し、岡山県とプネ市の姉妹都市交流の強化を目指す活動を行いました。この訪問は、2006年に締結された友好交流協定をもとに実施されました。

那須学長は、両地の友好のシンボルである「プネ岡山友好公園」に立ち寄り、これまでの交流の歴史を回顧しました。この公園は、岡山県とプネ市の友好関係を象徴する場所で、訪問の一環として重要な意味を持っています。

また、プネ市内の4つの大学、特にサビトリバイ・フールプネ大学を訪問し、教育、研究、学生の交流に関する協議を実施しました。双方は、共同研究や留学生の派遣、文化交流プログラムの拡充など多岐にわたる連携の可能性について意見を交わしました。これにより、岡山大学の国際的なプレゼンスを高め、新たなシナジーを生み出す機会を得ました。

さらに、那須学長はプネ市のサポートのもと、在ムンバイ日本国総領事館や印日ビジネス協議会（IJBC）の共催により、プネ岡山友好公園で開催された文化イベント「Konnichiwa Pune2025」にも参加しました。このイベントでは、現地の大学生による茶道や生け花のデモンストレーション、日本語の歌唱のパフォーマンスが行われ、参加者は日本文化への深い関心と理解を感じることができました。

岡山大学は今後、プネ市との連携をさらに強化し、両地域の特性を生かした共同プロジェクトや学生交流プログラムの構築を目指しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けていくことが期待されています。

本学の国際協力への取り組みは、岡山県だけでなく、インドとの友好関係の深化にも大きく貢献することでしょう。今後の進展に目が離せません。これからも地域中核としての特色ある研究大学である岡山大学への注目をお寄せください。