岡山大学で開催された石田ニコルさんトークショーの様子を紹介！

石田ニコルさんが岡山大学で描く夢の世界

2025年11月24日、岡山大学では特別なトークショーが開催されました。俳優やモデルとして活躍する石田ニコルさんが、夢をテーマにした展示「岡大生の夢」と関わりを持ち、学生たちに向けて自らの経験を語りました。このイベントは、グローバルエンゲージメントセンターが主催し、教育機会の国際化を目指した取り組みの一環でもあります。

多文化共修プログラムの展開

岡山大学は、令和6年度文部科学省の支援を受けて多文化共修プログラムを実施しています。対象となる教養教育科目、「地球社会の課題解決を仕事に」では、学生たちが夢を制作し、約70点を図書館に展示しました。トークショーはその展示のフィナーレを飾るもので、参加した学生たちの創造力や情熱が見える関わりがありました。

石田ニコルさんの夢とエール

トークショーでは、石田ニコルさんが自身のモデルとしての道をどう切り開いたのか、大学中にグランプリを受賞してからの経緯について話しました。彼女は、放射線技師としての進路を考えていたものの、「今しかできないことに挑戦を」と中退してモデルの道を選択。この決断に至った経緯は、多くの学生にインスピレーションを与えたことでしょう。

また、海に魅了された趣味を通じて、環境問題が彼女の日常にも影響を与えていることが語られました。特にサンゴを守るための日焼け止めを開発するプロジェクトは、彼女自身の大切な「夢」が形になった一例です。

学生たちとのクロストーク

トークセッションでは、進行役の横井副学長をはじめ、岡山市の片山桂汰さんや学生の石川愛萌さんなど、多彩なメンバーが集まり夢を語り合いました。「夢は変わるかもしれないが、根本にある思いは変わらない」というメッセージは、多くの学生たちにとって共鳴するものだったはずです。自身の夢を見つけるための探求や挑戦の大切さを再確認できる場となり、参加者全員がより強く自らの夢に向き合う機会となりました。

地域に根ざした大学としての役割

岡山大学は地域の中核として、グローバルな視点を持つ人材を育成することを目標としています。当日は約60名の学生が参加し、トーク終了後も活発な意見交換が続きました。今後も地域とのつながりを大事にしながら、多くの挑戦を続ける岡山大学に期待が寄せられます。

私たちの社会において、若者の夢が実現する手助けをすることは極めて重要な役割です。岡山大学が多様な夢の実現にどのように寄与していくのか、これからの展開にも注目です。