夢のお菓子の家
2025-09-18 11:29:29

辛い入院生活を支え合った友情が生んだ、夢のお菓子の家

辛い入院生活を支え合った友情が生んだ、夢のお菓子の家



兵庫県明石市で、特別な日が実現しました。それは、入院生活を共にした子どもたちが心の中に抱いていた夢を叶えるための日です。5歳のゆいちゃんは、入院仲間の友だちと一緒に「お菓子の家を作りたい」と願い、9月15日(月・祝)にその夢を実現しました。このイベントは、株式会社イオンファンタジーと認定NPO法人ジャパンハートの協力を得て行われました。

お菓子の家の誕生



ゆいちゃんは急性リンパ性白血病で約1年間、入院生活を送りました。お薬や注射の辛さを共に支え合った友人たちと、今度は楽しい時間を過ごしたいという思いが、この夢を生み出しました。企画は、ジャパンハートの「スマイルスマイルプロジェクト」によって、患児たちが安心して楽しい時間を持てるようにサポートされました。

当日、ゆいちゃんと入院中に絆を深めた友だちたちが集まり、色とりどりのウエハースやクッキー、チョコレートを使って、自分たちの手でお菓子の家を完成させました。子どもたちは目を輝かせながら、さまざまなアイディアを駆使して、お菓子の家を作り上げていきます。完成したお菓子の家は「にじのまち」と名付けられ、9人の子どもたちがそれぞれ作った家が並びます。

笑顔と感動の一日



この特別な日、子どもたちは甘いお菓子を頬張りながら、笑顔で記念撮影をしました。入院中は多くのことを我慢してきた彼らが、ついに心から楽しむ姿は、見ている人々に温かい感動を与えました。辛い時間を共に乗り越えた彼らの間には、強い絆が生まれたのです。

参加者の心温まるコメント



夢を叶えたゆいちゃんはこう語ります。「お友だちのみんなと一緒にお菓子の家を作れて、すっごく楽しかったです!私のお気に入りは、外に出られる滑り台です。『にじのまち』が完成してとってもうれしいです。またみんなで集まって遊びたいです。」

その母親も、当日の楽しそうな姿に感動していました。「入院中は食べることが大好きだった娘が味覚を失い、全く食べられない日もたくさんありました。今日は好きなだけお菓子を食べられて、本当に楽しい姿が見られたことが嬉しいです。この素敵な日が来ることを、2年前の自分に伝えたいです。」

ジャパンハートの理事長、吉岡春菜さんもこの日のことを「子どもたちの笑顔が見られて、胸がいっぱいです。夢が叶うことの大切さを多くの方に知ってもらいたいです」と話しました。

「ララゆめ」とは



『ララゆめ』は、イオンファンタジーが2003年にスタートした社会貢献活動です。夢を持つことの大切さを伝えるため、全国から寄せられた素敵な夢を実現する手助けをしています。子どもたちの小さな願いが、友情で結ばれる特別な日、その瞬間を大切に、これからも多くの夢が叶いますように。

【イベントや、今後の詳細については公式サイトもご覧ください。】


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

関連リンク

サードペディア百科事典: 明石市 ララゆめ お菓子の家

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。