初開催「GREEN MARKET FUKUOKA」でアップサイクル鉢が誕生!
2026年5月30日(土)、福岡市植物園で「GREEN MARKET FUKUOKA」が初めて開催され、そこにNPO法人唐津Farm&Foodが運営する「Precious Plastic唐津」が出展しました。このイベントでは、地域で集められた約1,000個のペットボトルキャップを使用し、子どもたちの手によって世界に一つだけのフラワーポットが作られるという素晴らしい取り組みが行われました。
「Local Green Economy(地域で育て、地域で循環する)」をテーマにしたこのマーケットでは、神戸から始まったこのイベントの新たな可能性を感じさせる場となりました。出店者たちは、植物にまつわるさまざまな商品を提供し、来場者に植物との暮らしを提案しました。
Precious Plastic唐津のブースでは、廃棄されるべきペットボトルキャップが、サーキュラーエコノミーの手法を使ってその場で溶かされ、新たな製品へと生まれ変わる様子が公開されました。この取り組みに参加した多くの子どもたちの笑顔が印象的で、真剣な表情でレバーを引く瞬間がありました。そして、できあがった鉢を手にしたときの嬉しそうな顔。それこそが、このイベントの最大の成果といえるでしょう。
参加者たちは、色とりどりのペットボトルキャップが溶けて鉢に流し込まれる工程を見守り、すべての鉢が異なった色を持つという面白さを体感しました。出来上がったフラワーポットは、どれもがユニークで、一つとして同じものはありません。これは、集まったキャップがそれぞれ異なる色を持っていたからです。その結果、どの鉢にも個性が宿り、まさに「世界に一つだけの鉢」となりました。
また、唐津市七山にあるCLEMA FACTORYは、アップサイクルした鉢に地域特産の植物を植え込み、このプロジェクトの意義をより高める展示を行いました。植物がその鉢に根を下ろす姿を見ることができ、マーケットのテーマである「循環」が実際に体現されていました。
来場者からは「こんな素敵な鉢を販売してほしい」といった声が寄せられ、そのニーズの高さを実感しました。展示作品が売られることを期待する声や、他のイベントでもこの取り組みを試してみたいという提案も多く聞かれ、実施に対する関心は非常に高いものでした。
NPO法人唐津Farm&Foodの副理事・小嶋宏明は、「いちばんの『作品』は、鉢そのものではなく、子どもたちの笑顔でした。人々が『これは何かになるかもしれない』という意識を持ってくれたことが嬉しいです」と語りました。アップサイクルした鉢に植物が根を張る様子は、まさに地域で育て、地域で循環することの重要性を示していました。
「GREEN MARKET FUKUOKA」は、今後も地域の意識を高めるための重要なイベントとなるでしょう。これからもこの取り組みを通じて、地域の人々が一つになって循環型社会の実現に貢献できることを願っています。毎回新たな発見や学びがあるこのイベントから、今後も目が離せません。