古野電気が受賞
2025-10-20 16:25:17

古野電気が2025年度NMEA最優秀商品賞を5部門で受賞!実績と未来への期待

古野電気が2025年度NMEA最優秀商品賞を受賞



兵庫県西宮市に本社を置く古野電気株式会社が、米国海洋電子機器協会(NMEA)が主催する「2025年度NMEA最優秀商品賞」で全22部門中5部門において最優秀商品賞を獲得しました。この受賞は、同社が持つ技術力と製品の品質が国際的に高く評価されていることを示しています。

NMEA最優秀商品賞について


NMEA最優秀商品賞は、毎年秋に開催される表彰制度で、その年に発売された舶用電子機器の中で特に優れたデザイン、性能、信頼性を持つ商品が選ばれます。審査はNMEAのメンバーによる投票によって行われ、選ばれた製品には業界内での権威ある評価が与えられます。

2025年度は以下の5つの部門で受賞が発表されましたが、古野電気はその全てにおいて商業的価値と技術力の高さを証明しました。

  • - レーダー部門: レーダーセンサー「型式:DRS4D-NXT」
  • - 商船機器部門: 航海用レーダー「型式:FAR-2228-NXT-BB」
  • - 全周サーチライト ソナー部門: 全周型スキャニングソナー「型式:CSH-10」
  • - ライブ ソナー部門: 全周型カラースキャニングソナー「型式:CSH-8L MARK-2」
  • - マリンPCソフトウェア部門: ナビゲーションソフトウェア「TZ Professional」(Nobeltec社開発)

受賞の意義と今後の展望


古野電気は、1971年度にNMEA最優秀メーカー賞「魚群探知機部門」を受賞して以来、55年間連続で同賞を受賞しており、技術の革新と製品の信頼性を保ち続けています。今回の5部門受賞は、米国のプレジャーボート業界における同社の影響力をさらに強化するものと捉えられています。

同社の代表取締役社長執行役員である古野幸男氏は、「これまでの受賞歴は私たちの製品と技術がどれほど価値あるものであるかを示しています。今後も『安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現』というビジョンのもと、マリンレジャーの多様性に応えられる商品・サービスの提供を続けていきます」と話しています。

古野電気株式会社の歴史と実績


1948年、世界初の魚群探知機の実用化に成功した古野電気は、その後も舶用電子機器分野での地位を確立してきました。超音波技術や電子技術を駆使し、数多くの世界初・日本初の商品を生み出してきました。また、すでに世界90か国以上に展開する販売体制を築き、舶用電子機器のグローバルなリーダー企業としての地位を確立しています。

本社は兵庫県西宮市にあり、設立は1951年。従業員数は3,368名、売上高は126,953百万円に達しています。古野電気は、私たちの生活に密接に関わる技術を持つ企業として、今後もさまざまな挑戦を続けていくことでしょう。

この度の受賞を機に、さらなる技術革新に期待が寄せられます。今後も古野電気が業界をリードし続ける姿に注目が集まります。


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