岡山大学と大学院生の懇談会から見える教育の未来とTAの役割
2026年1月15日、岡山大学にて大学院生と菅誠治理事・上席副学長との懇談会が開催されました。これは先月の学部生に続いて行われたもので、大学院生11人がTeaching Assistant(TA)としての経験や業務内容について意見交換を行いました。このような懇談会は、学生と上級職員が直接対話し、教育や業務の質を向上させるための新しい視点や課題の共有を目的としています。
懇談会の進行とAIの活用法
まずはアイスブレイクとして、菅氏から「AIをどのような用途で活用しているか」という問いが投げかけられました。学生たちは、自身の研究に関連する文献調査やプログラミング支援、実験結果の分析に対するアイデア出しなど、多様な活用法を挙げました。
TA業務の実態
その後、CB(クラスビジター)としての業務内容に話が移りました。参加した学生は、自らの担当科目の数から業務内容までをスケッチブックに記入し、平均して1~4科目を担当していることが分かりました。具体的な業務内容についても語られ、実験の進捗確認や機器の不具合の指摘、課題の添削、講義スライドや資料の確認・修正が行われていることが明らかになりました。
TA経験の価値
懇談会の中で、TAを経験して良かったことについての質問もありました。多くの学生が「主体性が向上した」とか、「説明力が高まった」といった意見を寄せ、TA業務が自身の成長に寄与していることを強調していました。また、授業準備を通じて新しい知見を得たり、学内外でのネットワークが広がる機会になったことも報告されました。
TA・SAハンドブックと今後の展望
懇談会では、岡山大学教育推進機構が発刊予定の「TA・SAハンドブック」についても意見が交わされました。このハンドブックに関する情報は参加者からも高い関心を集め、新たな知識を深化させるためのリソースとして期待されています。同時に、学生たちが興味を持った「高度なTA認定制度」についての説明もありました。これは大学院生が授業支援活動を通じて指導力やリーダーシップを身に付け、その成果に基づいて優秀な学生を認定する仕組みです。
まとめ
懇談会は和やかな雰囲気の中で進行し、活発な意見交換が行われました。参加者は、TAやその認定制度に関する新たな取り組みを無意識のうちに感じ取りながら、積極的にアイデアを交わしました。「収入を得ながら大学内で働けることは大きな魅力」といった意見もあり、TAの活用方が学生の生活にどのように寄与しているのかを考える良い機会となりました。今後も、岡山大学の今後の取り組みに注目が集まります。