ファンケルのメイクセミナー
2026-06-15 11:42:04

視覚障がい者をサポートするファンケルのメイクセミナー、神戸で初開催

視覚障がい者をサポートするファンケルのメイクセミナー、神戸で初開催



2026年5月29日、株式会社ファンケルは兵庫県網膜色素変性症協会(JRPS兵庫)と連携し、神戸市で視覚障がい者を対象としたメイクセミナーを開催しました。今回のセミナーには7名の参加者があり、ファンケルがこの協会と共催するのは初めての試みです。

参加者の思いを共有



セミナーは参加者全員で「オシャレをあきらめたくない」という共通の思いを語り合うことからスタートしました。視覚障がいに悩む中で、見た目を気にかける心を大切にするこの場は、参加者のあらゆる思いを集める貴重な機会となりました。

最初のステップでは、スキンケアについて学びました。化粧液や乳液を手のひらに取り、その感触を楽しみながら、参加者は肌になじませる方法を実践しました。この体験を通して、丁寧なスキンケアの重要性を肌で感じることができました。

タッチマークシールの活用



次に紹介されたのは、視覚障がいのある方々のために開発された「タッチマークシール」です。化粧品の容器は見た目が似ていて識別が難しいため、点字を使用せず触感で識別できるよう工夫されています。このシールを実際の製品に貼り付け、参加者はその効果を体験しました。

自分自身の手でメイクを完成



続いてのセッションでは、指を使ったメイク方法の実践が行われました。基礎メイクには、カバー力と自然な艶を兼ね備えたBBクリームを使用し、各自で手の感覚を頼りに仕上げました。参加者は、自分のイメージにぴったりの色を選び、ブラシやチップを使わずに指でメイクを施す方法を学びました。サポートを受けながら、自信を持って自らの手でメイクを完了させました。

喜びの声が響く



セミナーの最後には、「理想通りの仕上がりになった」との嬉しい声や、「アイメイクができたのは初めて」といった喜びの報告が続出しました。また、ファンケルのリップカラー「アクアセラムルージュ」に対しては、「音で使用量がわかるので、視覚に障がいがあっても使いやすい」と好評でした。会場には、参加者同士の温かな交流が生まれ、「きれいになりましたね」といった声が飛び交い、笑顔に包まれるひと時でした。

これからの取り組み



ファンケルは今後も障がいのある方々の活躍を支援し、誰もが快適に輝く社会の実現を目指すとしています。

自立支援のためのセミナー活動



ファンケルは1988年から続く地域コミュニティの活性化や、誰もがイキイキと生活できる社会づくりのため、視覚障がい者向けのセミナーを全国的に実施しています。中途視覚障がいの方々に向けたこの取り組みは、外出やおしゃれを楽しむ助けになっています。

タッチマークシールの利便性



タッチマークシールは、視覚障がいのある方々が化粧品を容易に識別できるよう独自に設計されており、利用者が自分の管理しやすい場所に貼って使用しています。シールの開発には、視覚障がいを持つ社員が関わり、理解を深める活動ともなっています。これは、利用者にとって環境を改善する重要なステップです。

受賞歴



ファンケルの「視覚障がい者向けメイクセミナー」と「タッチマークシール」は、2019年に内閣府のバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰で奨励賞を受賞しました。この功績は、同社の障がい者支援への真摯な取り組みを証明するものです。

今後もファンケルは、一人でも多くの方が自分らしい美しさを再発見できるよう、様々なサポートを行っていきます。


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