関谷健一朗が『東京観光大使』に就任し東京の食文化を発信

関谷健一朗、『東京観光大使』に任命

今年、東京の食文化を担うフレンチレストラン「ガストロノミージョエル・ロブション」のエグゼクティブシェフである関谷健一朗が、東京都による『東京観光大使』に任命されました。この取り組みは、東京の魅力を広く発信し、多くの訪問者を呼び込むことを目的としています。

就任式の模様

関谷健一朗の任命式は2025年5月16日に、様々な食の体験が楽しめる「Tokyo Tokyo Delicious Museum 2025」にて行われました。東京都副知事の松本明子から任命証が授与され、盛大な祝福を受けました。

食文化を通じた東京魅力の発信

関谷氏は、東京が誇る多彩な食文化を国内外に発信するため、シュフレストランの運営とともに、観光大使としての役割を果たしていきます。東京には、和食から世界各国の料理に至るまで、多様な食体験が蓄積されています。彼は、その魅力を多くの人に伝えることに情熱を注ぎ、東京の「食の舞台」としての地位をさらに高めることに貢献するでしょう。

関谷健一朗の経歴

関谷健一朗氏は、1979年に千葉県で生まれ、フランス料理の専門教育を受けた後、2002年にフランスへ渡りました。彼は、名門レストラン・ラトリエドゥジョエル・ロブションでの経験を積み、弱冠26歳でスーシェフにまで登り詰めました。2018年には「第52回〈ル・テタンジェ〉国際料理賞コンクール」において、日本人として34年ぶりに世界一の称号を獲得しました。また、2023年にはフランス国家最優秀職人章（M.O.F.）を受章し、その功績が評価され続けています。

関谷の思い

「東京の伝統と革新が共存する食文化を、多くの方々に知ってもらいたい」と語る関谷氏。彼は、観光大使として東京の食を魅力的にプレゼンテーションしようと努力を重ねる意向を表明しています。東京の食文化は、彼にとって深いインスピレーションの源であり、それを受けた彼の料理人としての情熱は、常に「料理は愛」という理念に基づいています。

ジョエル・ロブションのレストラン

ジョエル・ロブションのレストランは、世界中で高い評価を受け、その独創的な料理は「皿の上の芸術」と称されています。東京には、ミシュラン三つ星を獲得した「ガストロノミージョエル・ロブション」や「ラトリエドゥジョエル・ロブション」など、様々なスタイルのレストランが展開されています。これらの店舗では、最高の素材を使用し、洗練されたサービスと共に、フランス料理の真髄を体験できます。