神戸みずき台の認証
2025-04-01 10:13:57

環境に優しい街づくりが進化する『ウインズタウン神戸みずき台』のABINC認証取得

環境に優しい未来を目指す『ウインズタウン神戸みずき台』



神戸市垂水区に広がる「ウインズタウン神戸みずき台」は、近畿エリアで初めて、また全国で6番目となるABINC(いきもの共生事業推進協議会)認証を受けました。この住宅団地は、生物多様性を重視した生活空間の提供を目指しており、住民と企業が手を取り合いながら持続可能な開発を進めています。

ABINC認証とは?



ABINC認証は、企業や建物の環境への配慮を評価する制度です。具体的には、生物多様性に貢献する取り組みがなされているかどうかを18項目にわたり点数化し、認証を付与します。今回「ウインズタウン神戸みずき台」は、119点満点中82点を獲得し、見事この認証を取得しました。

徹底した生物多様性への配慮



『ウインズタウン神戸みずき台』においては、全体敷地面積の35.3%を生物多様性に貢献するために確保する計画が進められています。このエリアに設置された「バタフライガーデン」は、約150種類の植物が植えられ、特に「アサギマダラ」という蝶を引き寄せる庭として設計されています。住民が日常的に触れ合うことのできる自然を伝える場となっています。

街づくりの理念と住民参加



この団地の魅力はその街づくりのコンセプトにあります。パナソニック ホームズ株式会社が主導する中、トヨタホームやミサワホームなど、5社が共同で販売を行っています。具体的な取り組みとして、コンセプトブックやビジョンブックが配布され、住民が積極的に街づくりに参加するための環境が整えられています。

さらに、「いきもの共生事業所推進ガイドライン」に基づき、事業者や住民が一体となった生物多様性の保全が進められており、家の外構に「フジバカマ」の植栽が奨励されるなど、地域全体で取り組める仕組みが根付いています。

自然と共存する暮らし



『ウインズタウン神戸みずき台』では、すべての住宅がネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)基準で建設されています。これにより、住まいの快適性を保ちながら、エネルギー消費を削減し、環境への負担を軽減することが実現されています。住民が自然と触れ合う空間が設けられ、里山や展望台で身近に自然を感じる生活ができるよう配慮されています。

未来への展望



この新たな取り組みを通じて、兵庫県内では今後も生物多様性を考慮した地域づくりが進展することが期待されます。『ウインズタウン神戸みずき台』の認証取得は、環境に優しい住まいのモデルケースとなり、他の地域にも波及効果をもたらすことでしょう。

調和の取れた自然環境と快適な住空間を両立させた『ウインズタウン神戸みずき台』は、今後も地域に生き物が共存できる街を目指し、様々な活動を展開していく予定です。注目の新しい住宅団地の魅力について、ぜひ一度実際に足を運んで体感してみてはいかがでしょうか。


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