神戸市に新たな風を吹き込む『ゆめのたね放送局神戸スタジオ』の開局
2025年8月、神戸市長田区に待望のインターネットラジオ『ゆめのたね放送局神戸スタジオ』が登場します。全国にある13のスタジオに続き、14か所目として開設されるこのスタジオは、地域の発展を応援し、夢を育む場として期待が寄せられています。開局のテーマは「ご縁・応援・貢献」。
インターネットラジオ『ゆめのたね放送局』とは?
『ゆめのたね放送局』は、2015年に大阪府門真市で誕生しました。当初は一つのスタジオからのスタートでしたが、今では47都道府県に夢の発信基地を設け、たくさんの夢をもったパーソナリティたちが活躍しています。神戸スタジオは、10周年を迎えた2025年に開局する特別な場所です。特に今年は阪神大震災から30年という重要な節目を迎え、長田区での開局は地域の復興とさらなる発展を支える起爆剤になると考えられています。
新しいスタイルのスタジオ:古民家リノベーション
神戸スタジオは、全国初の古民家スタイルのラジオステーションです。リノベーションされた古民家は地域に根付く企業や団体に貸し出されることが条件でしたが、ゆめのたね放送局がその仲間として選ばれました。スタジオ内部にはラジオ収録ブースのほか、イベントスペースも完備されており、その一次利用者として地域住民の交流の場を提供します。
スペース内容
- - 1階イベントスペース: 約30名が収容可能。
- - 2階屋根裏スペース: 約20名が入るスペース。
訪れる方々が交流を深めながら、思い出を共有できる場所として機能するでしょう。
クラウドファンディングでの資金調達
神戸スタジオ開設に向けて、初となるクラウドファンディングを実施しました。目標金額の200万円を超えて260万円を達成し、多くの皆様の応援が結実しました。この資金はスタジオの防音工事費用の一部に充てられ、支えてくれた方々への感謝の気持ちも込めて、7月には関係者向けのお披露目会も開催されました。
パーソナリティの多様性と地域交流の場として
約60名の新たなパーソナリティがデビュー予定で、性別や年齢を超えた多様な個性が集まります。彼らは自分の想いや趣味を発信し、共に成長していくための拠点としてスタジオが期待されます。また、地元住民とのイベントやラジオ収録体験を通じて、コミュニケーションを活性化し、地域の人と人とのつながりを取り戻す場となることが目指されています。
教育との連携: 「ゆめのたねラジオ放送部」の設立
神戸市が公立中学校の部活動を地域に委託する2026年度には、地域の中学生を対象に「ゆめのたねラジオ放送部」を設立する計画も進行中です。部員たちはラジオ番組の制作から収録までを体験し、学校では得られない貴重な経験を積むことができます。これにより、自主性の向上や自己肯定感の醸成を図るとともに、地域貢献を実現していく計画です。
開局を祝うイベントの開催
正式な開局日となる8月には開局記念パーティーが三宮で開催されます。この特別な日には来賓も招かれ、地域の方々とのつながりが一層強くなることが期待されています。
神戸市長田区に新たに開局する『ゆめのたね放送局神戸スタジオ』は、地域の夢を育みながら、多くの人々に希望と絆をつなぐ新たな拠点として、今後も注目されることでしょう。