プレミアムウォーターが自動運転トラックを用いた輸送実証を開始
プレミアムウォーター株式会社と株式会社T2は、天然水の輸送を効率化するための新たな取り組みを発表しました。2026年6月18日から、関東と関西を結ぶ高速道路で、レベル2の自動運転トラックを使って、ウォーターサーバー用の天然水を幹線輸送する実証実験を行います。このプロジェクトは、深刻化するドライバー不足への対策の一環であり、今後の自動運転技術を活用した運送モデルに向けた重要なステップとなります。
背景と目的
近年、国内のウォーターサーバー市場は急成長しています。プレミアムウォーターは市場のニーズに応えるため、様々な配送改革に取り組んできました。特に、12リットルのボトルを効率的に輸送するためのパレチゼーションや中継輸送の導入が進められています。しかし、それでもなお、ドライバー不足は大きな課題です。
この課題を解決するため、プレミアムウォーターとT2は、自動運転トラックを活用することを選択しました。2026年からの実証実験により、自動運転技術が運行オペレーションにどのように効果を持つかを検証します。
実証実験についての詳細
実証実験は、2026年6月18日から11月までの間に計4回実施されます。出発地点は神奈川県厚木市の厚木拠点、目的地は兵庫県神戸市の神戸拠点です。区間は約490キロメートルで、その内の約380キロメートルはレベル2自動運転を用いる予定です。これにより、運行ルートの選定から、実証貨物の手配、さらには走行データの収集や分析までが行われることになります。
役割分担
このプロジェクトでは、各社の役割が明確に分かれています。プレミアムウォーターは輸送の拠点およびルートの選定、実証に必要な貨物の手配を担当。一方、T2は自動運転トラックの提供や、その運行データの収集、さらには技術的な検証を行います。
未来展望
プレミアムウォーターはこの実証の成果を元に、2025年度から始められるレベル2自動運転トラックの商用運行へも参加する意向を示しています。そして、最終的にはレベル4の自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現を目指しています。この取り組みが、物流業界における自動運転の普及へとつながることが期待されています。
終わりに
自動運転トラックによる新たな輸送モデルは、今後の貨物輸送の形を変える可能性があります。プレミアムウォーターとT2の取り組みは、その先駆けとなることでしょう。今後の動向に注目が集まる中、実証結果に期待を寄せたいと思います。