栃木県那珂川町が「脳にいいアプリ」を導入!
栃木県の那珂川町が2025年1月から、健康維持を目的としたスマートフォンアプリ『脳にいいアプリ』を導入しました。このアプリは、脳科学に基づいた内容で、認知症研究の最前線であるカロリンスカ研究所の研究成果をもとに開発されました。運動、食事、脳トレーニングといった生活習慣の改善を総合的に手助けする機能が搭載されており、完全に無料で利用できることが特徴です。
登録者向けのサポート講座
那珂川町では、65歳以上の方を対象にした「脳にいいアプリ」サポート講座が1月18日から開催されます。この講座では、アプリの使い方や健康維持に役立つ情報が提供され、参加者は、同アプリを通じて効果的な健康管理を学ぶことができます。
スケジュール
- - 馬頭総合福祉センター: 1月25日(土)
- - すこやか共生館: 2月8日(土)
- - 馬頭総合福祉センター: 2月15日(土)
講座は全日程ともに午前10時から11時30分まで行われ、参加は1人1回に限られています。申し込みは、那珂川町健康福祉課(☎ 0287-92-1119)まで。
脳の健康を維持するメリット
このアプリの特徴として、認知機能の向上や健康的な生活スタイルの推進が期待されます。特に、運動と食事管理、さらには脳トレーニングの機能が組み合わさっており、ユーザーは日常生活の中で簡単に健康を維持することが可能です。実際にアプリを利用した研究では、使い方によって中高年層の脳の健康が向上し、日常的な活動が脳機能に良い影響を与えることが確認されています。
全国での導入実績
「脳にいいアプリ」は、すでに15万人以上のユーザーに利用されており、全国20以上の自治体に導入されている実績があります。導入自治体では、健康住宅施策や介護予防に加え、デジタル化による健康ポイント制度の導入など、多岐にわたる用途で活用されています。具体的には、東京都八王子市や兵庫県姫路市などでも展開されています。
会社の紹介
このアプリを開発した株式会社ベスプラは、東京都渋谷区に本社を置き、2012年4月に設立されました。代表の遠山陽介氏が率いるこの企業は、脳科学に基づくアプリ開発を進め、これまでに数多くの賞を受賞しています。興味のある方は、公式サイト(
ベスプラ)をご覧ください。
まとめ
那珂川町での「脳にいいアプリ」の導入は、中高年層の健康維持だけでなく、若い世代にも健康意識を促すきっかけとなることでしょう。地域の皆さんが参加できるサポート講座も魅力的で、健康の維持が楽になること間違いなしです。