茅場町あおぞら田んぼプロジェクトがスタート
茅場町の屋上で、子どもたちと一緒に米を育てる「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」が実施されているのをご存知でしょうか? これは株式会社プレナスが主導する米文化継承の一環で、毎年多くの子どもたちが参加しています。 今年は5月29日(木)に田植えを行い、6年目を迎えました。
プロジェクトの目的
このプロジェクトの目指すところは、日本の伝統的な米食文化を未来へと受け継ぐことです。田んぼのある風景を通じて、子どもたちに農業の大切さを学んでもらい、食の原点を体験してもらおうという企画です。
田んぼの面積は約20㎡で、5年生の子どもたちは自分たちで田植えを行い、米の成長を見守ります。 収穫したお米は精米され、試食会を通じて実際に味わうことができます。
参加する子どもたちの声
このプロジェクトに参加した阪本小学校の5年生たちは、最初は不安な気持ちもあったようですが、泥に触れ、水の流れを感じる中で、次第に楽しさを見出していきました。「自分で植えたお米を食べるのが楽しみです」と、子どもたちの目はキラキラしています。
特に、田植えをすることで、米が育っていく過程を実感できる貴重な体験となっています。
プロジェクトの流れ
茅場町あおぞら田んぼプロジェクトのスケジュールは以下の通りです:
- - 5月29日(木):田植え
- - 6月中旬:メダカの放流
- - 9月中旬:稲刈り、はさ掛け
- - 9月下旬:脱穀・籾摺・精米
- - 10月中旬:試食会
このように、季節ごとの農作業を学びながら、様々な体験を通じて食文化について深く学んでいきます。
地域とのつながり
このプロジェクトは、地域の人々との交流も大切にしています。地域の農家や専門家がサポートを行い、子どもたちに農業について正しい知識を提供します。
さらに、プロジェクトを通じて地域の方々とも触れ合うことで、都市生活の中でも田んぼの大切さや価値を感じ取ることができます。
「自分たちが育てたお米が地域の食卓に届く」といった実体験が、子どもたちの記憶に深く刻まれることでしょう。
今後の展望
プレナスは今後も「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」を継続し、子どもたちに米文化の重要性を伝えていく考えです。米育成を通じて、食の大切さや自然環境への理解を深め、未来を担う子どもたちの育成につなげていくことが期待されています。
この活動が続く限り、子どもたちの成長を見守りながら、米文化が次世代に受け継がれていくことを願っています。
詳しくは、プロジェクトの公式ウェブサイトをご覧ください:
茅場町あおぞら田んぼプロジェクト。