フジッコアワード
2025-03-11 14:02:29

フジッコウェルネスアワード2025、地域活性化と安全提供の取り組みを評価

フジッコの新たな試み、ウェルネスアワード2025



フジッコ株式会社(本社:神戸市中央区)は、2025年3月7日(金)に第2回“フジッコウェルネスアワード”を開催しました。このアワードは、同社が掲げるパーパス・ビジョンの実現に向けた重要な機会です。

アワードの意義


当社では、従業員が業務の活発化や生産性向上に貢献する姿勢を評価するため、1982年から社内表彰制度を続けてきました。しかし、時間の経過とともにその目的が曖昧になってしまうという課題が浮上しました。そこで、2024年から新たに「フジッコウェルネスアワード」として再構築し、社内の意識改革を促進することを目指しました。

このアワードの特徴は、単に成果を評価するのではなく、その成果にいたるまでの過程を重視する点です。具体的には、フジッコのパーパス『5つの健康』や『フジッコ2030』ビジョンに基づいた判断がされているかどうかを審査基準として設け、受賞者の選出が行われました。

パーパス賞受賞テーマ


この2回目のウェルネスアワードでは、以下の5つの取り組みがパーパス賞として表彰されました。

1. 産学連携による地域活性化


北海道文教大学とのコラボレーション企画では、営業所単位を超えて地域全体を盛り上げることを目指しました。学生たちに「ふじっ子煮」のアレンジレシピを考案してもらい、その中から最優秀レシピを道内店舗でお披露目することで、地域活性化と健康の提供を同時に実現しました。

2. フジッコ子ども参観日


このイベントでは、従業員の子どもたちが保護者の働く姿を見学し、会社についての理解を深めることを目的としました。実施した食育授業やお弁当作りは、栄養バランスへの関心を高めるきっかけともなり、家族コミュニケーションの促進にも寄与しました。

3. 栃木県との取り組み


栃木県民の健康を支える活動として、健康増進課と連携し、フレイル防止に向けたレシピ開発に関与しました。公式レシピ集「笑顔ハツラツレシピ」の発行を含む多様な取り組みは、地域の健康促進に寄与しています。

4. 新入社員へのお手紙活動


2024年に入社した製造職新入社員を対象に、手書きのお手紙を通じて同期の励ましや絆を深める活動が行われました。遠くの工場で頑張る仲間の姿を知ることで、安心感や仕事への励みを提供し、職場環境の向上にも寄与しました。

5. 食品安全教育動画の作成


2023年、食品安全に関する国際規格が改定され、社内教育を効率化するため、「教育動画」と「理解度テスト」が作成されました。これにより、従業員への教育効果が向上し、安全性を担保する体制が整いました。

結び


フジッコウェルネスアワードは、従業員の皆さんが当事者意識を持ち、企業全体として健康提供や地域活性化に貢献する機会となっています。これからもフジッコは、このような取り組みを通じて、持続可能な社会に向けて歩み続けます。


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