Godotが新たな一歩を踏み出す
神戸市に本拠を置く株式会社Godot(以下、Godot)が、欧州での研究開発を加速させるための重要な支援を受けました。代表取締役の森山健氏が率いるこの企業は、ウィーンに研究開発拠点を置くGodot GmbHを通じて、ウィーン経済振興公社(VBA)から革新的技術・プロダクト開発への補助金プログラム「Innovation Funding」に採択されたのです。
この補助金獲得により、GodotはAIエージェントの開発において新たな可能性を追求し、特に「マルチAIエージェント技術」の研究を加速させる計画をしています。この技術は、大規模言語モデル(LLM)を活用し、複数のAIエージェントが連携して複雑な問題を自律的に解決する仕組みを提供します。
マルチAIエージェント技術とは
LLMを活用したAIエージェントが備える能力は、ただタスクを実行するだけでなく、自身で状況を理解し、必要な判断を下すことです。この技術がもたらす利点は計り知れません。Godotは、行動科学とAIが融合することにより、ユーザーに対して新しい価値を生み出すことを目的としています。そして、このプロジェクトを通じてプロセスの効率化を達成し、事業のスピードを一層高めたいと考えています。
Godotのリーダーシップ
ウィーン経済振興公社は、ウィーン市の企業成長を支援するために設立された機関であり、様々な助成金プログラムを提供しています。こうした支援を受けることで、Godotはアジアと欧州の両方での展開を視野に入れ、国際的な競争力を高めていきます。
社会的責任とAI倫理
Godotは技術開発においてAI倫理の重要性にも目を向けています。社会的価値を考慮することは、企業の持続可能な成長に欠かせない要素です。AIが引き起こすさまざまな課題に対応するため、内部での倫理的なガイドラインを整備し、信頼性の高いソリューションを提供することに努めます。
会社概要
株式会社Godotは2022年に設立され、兵庫県神戸市中央区にある起業プラザひょうごを拠点にしています。今後も行動科学とAIの先端技術を結びつけながら、新しい時代を築く企業として成長していくことを目指します。
公式ウェブサイトでは、最新の技術やプロジェクトについての情報が公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。各種お問い合わせは、担当者の鈴井氏までお気軽にご連絡ください。
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