Diverse Village KITAITAMIが開設
兵庫県伊丹市に新たな障害者雇用の拠点「Diverse Village KITAITAMI」が、2026年10月1日にオープンします。この新たな施設は、株式会社スタートラインが手掛け、約60名の障害者の雇用を見込んでいます。
Diverse Villageの理念
Diverse Villageは、「誰もが自分らしく生きる社会」を実現するため、障害者の雇用を支援することを目的とした革新的な施設です。これまでの障害者雇用は、特定の職域に制限されることが多かったため、障害者の可能性を狭めてしまうことがありました。しかし、Diverse Villageでは、様々な業務を提供することで、個人の特性を活かした働き方を可能にしています。
KITAITAMIの施設概要
新施設の住所は兵庫県伊丹市鋳物師1丁目46、最寄りの北伊丹駅からは徒歩約11分というアクセス便利な立地です。施設では、障害者約60名に加え、運営を担う管理者約20名の総勢80名が働くことになります。
サテライト型サービスの内容
Diverse Village KITAITAMIでは、特に注目される二つの障害者雇用支援サービスが展開されます。まず、一つ目は「BYSN(バイセン)」です。これは、コーヒーの焙煎業務を中心にした障害者雇用支援で、利用企業から雇用された障害者が、プロ仕様の焙煎機を使って高品質なコーヒー豆を生産します。これにより、企業オリジナルのドリップパックなどの製品が開発され、社員の満足度向上や企業の認知度向上に寄与します。
また、BYSNではコーヒーマイスターなどの資格取得もサポートしており、個々の成長を促進することにも力を入れています。
次に、二つ目のサービスは「INCLU(インクル)」です。INCLUは障害者が安心して働ける環境を整え、職域開拓や採用、能力開発のトータルサポートを提供しています。ここでも、バリアフリーの環境を確保しつつ、専門的な知識を持つスタッフが常駐しているため様々な障害種別の方が安心して働くことができます。そして、個別対応も行うINCLU ONEも運営しており、小規模からのサポートも可能です。
スタートラインの取り組み
株式会社スタートラインは、2009年に設立され、障害者雇用に関する多様なサービスを展開しています。ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)を基にした支援を行い、定着支援や雇用支援のワンストップサービスを提供しています。企業理念である「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる」も体現しながら、多くの障害者に選択肢を与えることを目指しています。
多様な選択肢で未来を切り開く
「Diverse Village KITAITAMI」は、ただの雇用の場ではなく、障害者が自らの能力を引き出し、自分らしい生き方を見つけられる場所です。働く環境が整備され、個々のスキルに応じた支援があることで、これから多くの方が新しい選択肢を持ちながら未来を切り開いていくことでしょう。伊丹市におけるこの取り組みは、障害者雇用に関心のある方々からも注目され、地域社会全体にポジティブな影響をもたらすことが期待されています。