大阪・関西万博での成功を刻んだ「GF RAMEN LAB」
ケンミン食品が誇る「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」は、2023年4月13日に開幕した大阪・関西万博において、わずか184日間で93,870人もの来店者を迎えました。この店舗では、特にグルテンフリーのラーメンが注目を集め、6種類のラーメンが累計で66,492杯も販売されるという驚異的な成果を上げました。
グルテンフリーラーメンの魅力とは
ケンミン食品の代表取締役社長である高村祐輝氏は、ラーメンは日本食の象徴であり、すべての人に楽しんでほしいという思いで「GF RAMEN LAB」を創設しました。特に、小麦にアレルギーのある方でも安心して食べられるラーメンの提供が目的です。
「GF RAMEN LAB」では、米粉を使用したグルテンフリーの麺を開発し、ラーメン特有のコシを実現しました。さらに、主力メニューには、宮崎県産の地頭鶏をふんだんに使った「GF黄金の鶏油しょうゆラーメン」があり、お子さま向けのハーフサイズも提供しています。このように、すべての人に美味しいラーメンを味わってもらうための工夫がうかがえます。
グルテンフリーの必要性
近年、アメリカやヨーロッパではセリアック病など、グルテンが原因で体調不良を訴える人々が増えています。そのため、彼らが小麦製品を避ける中でラーメンを諦めている場面も多々あります。しかし、「GF RAMEN LAB」では、アレルギーを持つ方々にも、おいしくラーメンを楽しんでもらえる機会を提供し、グルテンフリーラーメンの選択肢を広げることに成功しました。
万国博での感動的なエピソード
大阪・関西万博の最終日には、多くのお客様がこのラーメン店を訪れました。中には、家族で初めてグルテンフリーラーメンを楽しんだお客様もおり、「このために万博に来た」と感激の声を寄せる方々がいました。また、海外からの訪問客からも「グルテンフリーのメニューが全て揃っていてびっくりした」との声を頂戴しています。
今後の展望
万博が終わると同時に、さまざまな未来の夢が生まれたこの「GF RAMEN LAB」。今後は、更なる可能性を追求し、海外展開を視野に入れた店舗オープンを目指す考えを示しています。また、高村社長自身も大阪・関西万博の経験を活かし、未来の食文化へとつなげていく意欲を表明しています。
「GF RAMEN LAB」は、全ての人に安心して美味しいラーメンを提供するという理念をもとに、さらなる挑戦を続けていくことを誓っています。ぜひ、今後の展開にも注目していきましょう。