川西いちじく祭
2025-07-17 15:39:20

川西市のいちじく100周年を祝う即売会、今年も開催!

川西市いちじく100周年記念即売会のお知らせ



兵庫県の川西市で、特産品であるいちじくの栽培が始まってから100周年を迎えました。この特別な年を祝して、今年も多彩なイベントが開催されます。

いちじくの歴史


いちじくの栽培が始まったのは明治41年、広島県出身の桝井光次郎氏が北米から持ち帰ったドーフィン種がきっかけでした。彼は川西の果樹地帯に注目し、友人たちと協力して栽培に成功します。これにより「桝井ドーフィン」という品種が生まれ、今や神戸や和歌山、愛知県などでも広がっています。近年では、桝井ドーフィン種が国内いちじく市場の大部分を占めるまでに成長し、輸出も行われるようになりました。

川西市のいちじくの生産量は県内で神戸市に次いで第2位。この市内南部地区では、約80戸の農家が10.4㌶の面積で栽培し、年間約300トンものいちじくを出荷しています。特に8月から10月にかけて収穫される川西のいちじくは、早朝に完熟果を収穫し、その日のうちに店頭に並ぶ「朝採りの恵み」として知られています。

開催された研究大会


今年、種の栽培開始から100周年を迎え、川西市内のキセラホールでは「兵庫県いちじく研究大会」が開催されました。この大会は、兵庫県果樹研究会の会員やいちじく生産関係者が一堂に会し、情報交換や技術向上を目指すイベントです。

テーマは「100年の歴史を祝う“兵庫のいちじく” ~過去から学び、未来を創るいちじく~」。大会には約100名の参加者が集まり、川西市の生産地紹介や栽培の取組みについての事例発表が行われました。生産者たちが積極的に交流し、さらに高品質ないちじく作りを目指す姿勢が印象的でした。

いちじく即売会の詳細


さらに、このイベントのハイライトである「いちじく即売会」がより多くの人々を楽しませること間違いなしです。川西市特産物イベント実行委員会が主催し、今年も開催予定となっています。

  • - 日時: 令和7年8月18日(月)午前10時~
  • - 会場: アステ川西 ぴぃぷぅ広場
  • - 注意: 売切れ次第終了、当日整理券は午前8時から先着順で配布。

地元のいちじくを直接手に取って、その新鮮さを感じてみてください。いちじくの魅力に触れる絶好の機会ですので、ぜひ皆さんで足を運びましょう!

いちじくとその関連商品


川西のいちじくはスーパーなどでの販売だけでなく、洋菓子などの食材としても需要が高まっています。さらに、冬季には川西のいちじくを使ったワイン「THE MORNING DEWDROPS-川西の朝露」も販売され、その香りとフルーティーな味わいが多くの人々に親しまれています。

川西市のいちじくを堪能し、新たな魅力を発見する絶好の機会。またとないこの100周年をお見逃しなく、ぜひ参加してください!


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