神戸三宮で新たにオープン!はちみつ茶葉園の魅力
2025年6月12日より、神戸国際会館SOLの地下2階にて「はちみつ茶葉園」が期間限定でオープンします。神戸の街に新たな息吹をもたらすこの場所は、かつて地元の人に長年親しまれてきた純喫茶の跡地を再生した、特別なカフェとして注目を集めています。
出店の背景と理念
新型コロナウイルスの影響で空き店舗の問題が深刻化する中、神戸国際会館SOLは新たな試みとして「空き店舗活用プロジェクト」を開始しました。小規模事業者が直面する出店のハードルを低くし、地域の価値を再発見する機会を創出しています。
その思いに応えた「はちみつ茶葉園」は、単に美味しい紅茶を提供するのではなく、かつての喫茶文化を未来へとつなぐ重要な役割を担っています。この店が目指すのは、気軽に立ち寄れる「やすらぎの空間」であり、あたたかな時間を提供することです。
地元の記憶を受け継いで
この出店の大きな背景には、地域に根ざした想いがあります。「街の記憶を未来に繋ぎたい」という願いが込められています。閉店した老舗喫茶店の記憶を引き継ぐべく運営されるはちみつ茶葉園は、神戸の人々の心に長く留まる場所を目指します。
店内では、神戸で採れた天然の生はちみつを使用した様々なドリンクを楽しむことができ、地域からの新鮮な材料にこだわった料理を通じて、その魅力を実感できます。
こだわりの蜂蜜紅茶
「はちみつ茶葉園」では、“人の気持ちを笑顔にする力がある”という理念のもと、独自の蜂蜜紅茶を提供します。お茶の風味を大切にしつつ、天然のはちみつがやさしく溶け込んだブレンドは、ちょっと懐かしい味わいを楽しめます。日常の合間にほんのひと息つくことができる、そんな一杯を提供したいと考えています。
定番メニューとして人気の「宇治抹茶みるく」は、北海道十勝産の小豆と白玉を使用した夏限定の本格かき氷。特製の宇治抹茶ソースがたっぷりかかっていて、見た目にも嬉しい涼菓です。
未来へ繋ぐ意義
近年、ミツバチの数が減少していることは、私たちの食を脅かす重要な問題です。そのため、「はちみつ茶葉園」では、地域のミツバチと自然環境を守ることに力を入れ、地元の生はちみつを積極的に使用することで、未来の食文化の継承にも寄与しています。養蜂事業は、環境教育の一環として行われ、多くの人々に自然環境への理解を深めるきっかけを提供しています。
感じることのできる幸せ
「はちみつ茶葉園」のオープンは、ただのカフェの開店ではなく、記憶の再生を促す重要な試みです。地域の人々のつながりを大切にしながら、新たな文化の芽を育む場所として進化を続けていくことでしょう。2006年から続くこのブランドは、ただの飲食店にとどまらず、地域活性化のモデルケースとしても注目されています。神戸の中心で、この新しい試みに触れ、ぜひ多くの人に笑顔とやすらぎを届け、訪れる人々の思い出に残る場所になればと思います。
開店を記念して、はちみつ茶葉園の公式Instagramをフォローした方にはオリジナルノベルティのプレゼントも用意されています。皆さんの訪問を心よりお待ちしています。