新鮮農産物配送実験
2025-01-06 15:30:27

神戸電鉄が新鮮農産物の配送実証実験を開始します!

神戸市で行われる新たな取り組みとして、神戸電鉄が貨客混載の実証実験を2025年1月11日より開始します。この実験では、北区の岡場駅から新開地駅までの路線を利用し、地元の新鮮な農産物を輸送し販売することを目的としています。これは神戸電鉄が神戸市と締結した「リノベーションに関する連携協定」に基づくもので、地域の魅力を高める活動の一環です。

この実験には、神戸電鉄をはじめ、農産物直売所の「農野花」や「神鉄食彩館」、さらには道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」など、地元のさまざまな事業者が協力しています。その中で、農産物を岡場駅で受け取り、新開地駅まで鉄道で運び、最終的に神鉄食彩館(新開地店)で販売する仕組みとなっています。

実施概要


実証実験は2025年の1月11日から始まり、7月末までの約半年間にわたります。運送区間は岡場駅から新開地駅までで、沿線地域の新鮮な農産物を乗客に届けることが目指されます。この取り組みを通じて、地産地消の促進が図られ、地域の活性化にも寄与することが期待されています。

運送の際には、農産物は安全に管理され、係員がすべての荷物を責任を持って管理します。農産物は岡場駅で受け取り、そのまま新開地駅へと運搬され、神鉄食彩館に届けられる流れとなっています。特に利用客が少ない時間帯に輸送を行うことで、運行の安全を確保し、乗客の利便性にも配慮がなされています。さらに、乗車中の農産物は専用のスペースに収納され、揺れにも対応できるよう安全対策が施されています。

環境への配慮


この取組は、トラックによる輸送を減らすことでCO2削減にもつながるとされ、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を目指しています。新開地エリアでの新たな農産物購入の機会を提供することで、地域社会にも新鮮かつ安心な価格で地元の食材を消費するチャンスが生まれます。この実証実験を通じ、神戸電鉄は地域の魅力をさらに引き出し、持続可能な未来を目指す新たな試みを進めていきます。

神戸電鉄がもたらすこの新しい価値創造の取り組みに、多くの地域の人々が期待しています。これからの動向にも注目です。


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