老舗の味とともに育まれた思い出
神戸市の南京町にある豚饅専門店「老祥記」。1915年に創業し、長い歴史を誇るこの店は、街と共に歩んできました。2026年11月までの約1年10か月間、店舗の建て替え工事が行われることが発表されています。その間、老祥記では「お客様参加型企画」として「#あの日の私と老祥記」をスタート。これは、顧客が自らの思い出やエピソードを投稿し、それを基にしたイラストを店舗の仮囲いに掲出するというユニークな試みです。
思い出の共有
老祥記は、豚饅を通じて様々な人々や家族のストーリーを紡いできました。行列に並んで待ったあの時間、友人たちと笑い合いながら味わった一口、または長年連れ添った恋人とのデートでの立ち寄り…。その全てが老祥記の歴史の一部です。この企画は、そんな皆様の思い出を「共に形にしてみよう」というコンセプトで展開されます。
エピソード募集の詳細
参加者は、老祥記にまつわるエピソードを自由に投稿できます。「初めて南京町を訪れた日の記憶」や「親子三代に渡る老祥記訪問の思い出」、さらには「遠距離恋愛のデートに選んだ理由」など、老祥記との関わりを綴ったエピソードが対象です。応募は2025年12月17日から2026年2月10日まで、専用WebフォームやSNS投稿、郵送などの方法から可能です。
応募者特典
最優秀賞に選ばれた方には、エピソードをイラスト化し、工事中の仮囲い壁面に掲出します。そして、特典として「ホテルオークラ神戸のペア宿泊券」や「南京町商店街で使える金券1万円分」、さらには「老祥記の豚饅チケット100個分」が贈られます。また、他にも「豚饅賞」や「スタッフ賞」といった楽しみな賞も用意されています。
クリエイターの参加
最優秀賞に選ばれたエピソードを手掛けるのは、神戸市在住のイラストレーター「じゅーぱち」さんです。彼女はストーリー性に富んだ親しみやすい作品を数多く手がけており、応募者の思い出を一つのアート作品として蘇らせます。
学びとつながりの場
この企画は、単なる思い出の共有にとどまらず、老祥記とその来店客との新たなつながりを生む機会にもなります。工事中の仮囲いが、思い出のギャラリーとなり、街に新たな魅力をもたらすことでしょう。
老祥記の想い出を形にし、共有するプロジェクトへの参加を通じて、私たちの地域に根付いた文化を改めて感じるきっかけとなります。詳細については、老祥記の公式ホームページで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
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\(公式ホームページ\)
老祥記の思い出と共に、南京町の魅力に触れてみませんか?