ベネッセが新たに導入する保育スタッフ専門性認定資格制度とは
株式会社ベネッセスタイルケアは、2025年度より保育園で働くスタッフを対象とした「専門性認定資格制度」を新しく設けることを発表しました。この新制度の目的は、保育の質を高めるだけでなく、働くスタッフのキャリア形成を支援することです。この制度は、保育士に求められる専門性を明確にし、その専門性を持つ人材を社内資格として認定することで、さらなる成長を促進しようというものです。
専門性の可視化と認定の流れ
この新たな制度では、ベネッセが大切にする「その子らしく、伸びていく。」という教育理念の実現を支える4つの重要な分野、すなわち「こども支援」「家庭・地域支援」「食事・食育」「安全衛生」にフォーカスされます。それぞれの分野において専門性の高い領域が設けられ、これに長けたスタッフが特別に認定される仕組みです。これにより、認定されたスタッフの思考や行動が可視化され、他のスタッフもその実践を学ぶ機会が増えます。
認定者は、保育の質向上に寄与する存在として、処遇面でも優遇される予定です。今回の「専門性認定資格制度」は、これまでの等級制度や役割任命制度に加え、より多様なキャリアの道を開くことにつながると期待されています。
初年度の認定資格:異年齢保育の専門性
制度の初年度となる2025年度には、「こども支援」の分野からベネッセ保育園の特徴である『異年齢保育(幼児)』が認定資格として新設されます。具体的には、5名の認定者が誕生予定で、要件である「3~5歳児の異年齢保育において、子どもが夢中で遊ぶことを実現できる専門性」を満たす方々が選ばれます。
認定のための試験
認定試験は、3日間にわたる研修を経て行われます。研修中には講師からの講義を受け、自園での実践を通じて自らの経験を言語化する過程が含まれます。その後、2つの試験が実施される予定です。
1.
実地評価:保育現場での実践内容を確認。
2.
プレゼンテーション:実践事例のプレゼン及び課題事例についての考察。
この両試験をクリアした場合に資格が認定されます。
スタッフの成長と保護者の安心の実現
ベネッセの保育園では、この資格制度を通じてスタッフの専門性を高め、保育の質の向上に努めると共に、保護者の方々にも安心感を届けることを目指しています。また、この制度は、スタッフが「学び続ける専門職」として成長できる環境を整える一環でもあります。職場環境を改善し、安心して長く働ける職場を築くことが、今後の大きな課題となります。
今後も「その子らしく、伸びていく。」という理念を忘れずに、「子どもの成長」と「スタッフの成長」を両立させていく取り組みを続けていくとのことです。
詳細については、ベネッセの保育園の公式ウェブサイトを通じて確認できます。
ベネッセ保育園ウェブサイト
ベネッセスタイルケアグループについて
ベネッセグループは、30年以上にわたり、介護・保育事業を通じて「よく生きる」ことに寄り添ってきました。時代の変化と共に、少子高齢化や人材不足など数々の社会課題に挑戦し続けており、今後も持続可能な介護・保育事業の推進を目指して、様々な支援サービスを展開しています。
ベネッセスタイルケアグループ企業サイト
この新たな試みが保育の現場にどのような変化をもたらすのか、期待が高まります。