里親さがし助成金
2025-01-07 10:33:28

犬や猫の新しい飼い主を見つける「里親さがし助成金」申請開始

犬や猫の里親探しをサポート!「里親さがし助成金」をご紹介



公益財団法人どうぶつ基金は、兵庫県芦屋市に本拠を持ち、犬や猫の殺処分ゼロを実現するための活動を行っています。近年、犬や猫の保護に注力する団体や個人活動家が増加し、新たな飼い主を探そうとする動きが広がっています。この流れを受けて、どうぶつ基金では「里親さがし助成金」の申請受付を開始しました。

助成金の概要


助成金は、保健所や動物管理センターで収容された犬や猫を新しい飼い主に譲渡する活動を支援する目的で提供されます。2023年度の申請結果を見てみると、38団体や個人から申請があり、1,451頭分の助成を行いました。合計で1,015万7000円が助成されたことになります。

助成金の算定は、犬猫どちらも1頭あたり7,000円。この制度は、犬と猫の新しい家族を見つける勇気ある取り組みを支える一助となっています。

申請期間と条件


2025年1月1日から1月31日までの期間中に申請が可能で、譲渡対象となるのは2024年中に譲渡された犬や猫です。助成金の申請には、以下のような条件が設けられています。

  • - 行政が運営する動物管理センター等に登録された団体または個人活動家であること。
  • - 飼い主へ譲渡する前に必ず不妊去勢手術を行うか、その手続きを契約すること。

助成金の仕組み


申請の際には、助成金申請書や不妊手術の証明書、譲渡報告書などの書類が必要です。特に不妊去勢手術は重要なポイントで、新しい飼い主への譲渡までに実施しなければなりません。これにより、さらなる犬猫の繁殖を抑制し、不幸な動物たちを増やさない措置が講じられています。

また、再譲渡の報告書を行政に提出することも必要です。どうぶつ基金に申請する場合は、まず専用のフォームに必要事項を記入し、書類をデータで送信しなければなりません。事務局による書類チェックを経て、申請書類を郵送する流れとなります。

協力の輪を広げる


行政とボランティアが連携を経て、犬猫の譲渡制度を拡充させることができています。公的機関と民間の協力によって、多くの犬や猫が新しい家族を得るチャンスが広がっています。どうぶつ基金は、さらなる助成金配付を通じて、より多くの犬と猫が幸せな未来を手にできるよう、今後も支援を続けていきます。

この制度を利用することで、動物たちが抱える厳しい状況を少しでも改善し、その結果として多くの命が救われることを願っています。地域の愛護団体やボランティアの皆さんもぜひこの機会を活用し、多くの犬や猫を新しい家族と結びつけてほしいです。


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