兵庫県のインターナショナルスクールでの給食支援活動
兵庫県にあるMarist Brothers International Schoolで、NPO法人せいぼの代表である山田真人さんが授業を行い、マラウイの子どもたちへの給食支援の重要性について語りました。今回の授業は、最近行われたService Fairというイベントに参加するため、多くの学生が集まる中で行われました。
NPO法人せいぼとMarist Brothers International Schoolの関係
山田さんは、2016年にMobellという会社でマラウイの学校給食支援に携わり、2019年にはNPO法人せいぼの理事長に就任しました。せいぼとMarist Brothers International Schoolは、カトリック教育という共通の思想を持っており、その中での協力が促進されるきっかけとなったのです。双方の団体が目指す方向性が似ているため、学生たちも容易に活動に関心を持つことができました。
Service Fairの意義
Service Fairは、奉仕活動を通じて学びや成長を促進することを目的としたイベントです。学生たちは各自が協力する団体と一緒に奉仕活動を行い、その成果を発表する場となります。山田さんは、生徒たちに向けて、どのように給食支援の重要性を伝えたのかの背景を話しました。
授業の内容
山田さんが行った授業では、できるだけ少ない時間で生徒たちに多くのことを伝えるため、工夫が凝らされています。「giving」の体験を通じて、どのように自分の心が動くのかを知ってもらうために、せいぼの活動内容について説明しました。その後、具体的な授業メニューとして「コーヒーを売ることとその理由」をテーマにし、学生に自由にアイデアを出してもらい、その中で話し合いを行いました。これは、彼らに積極的な参加を促すための戦略として非常に有効でした。
今後の展望
今年のService Fairでは、異なるグループが異なる団体と協働するため、今後はせいぼを通じて他団体とのネットワークを広げていきたいという山田さんの強い意欲が感じられます。生徒たちにより多くの経験を提供しながら、マラウイの子どもたちに支援の手を差し伸べることが目的です。
授業を通じて伝えたいこと
山田さんは、授業を通じて生徒たちに「マラウイという国は遠い場所にあるが、私たちにできることがある」と伝えたかったと語っています。実際に活動を通じて、マラウイの子どもたちを身近に感じ、一緒に未来を作ることの大切さを実感してもらうことが目標です。
創造的な活動
また、最近の活動としてエシカルやウェルネスに関心を寄せるイベントにも参加し、さらに多様な活動を展開しています。具体的には、日本における資金調達やオリジナルコーヒーの販売などを通じて、マラウイの子どもたちに給食支援を行っています。これにより、経済的にも助けになるだけでなく、教育に対する関心を高める活動が行われています。
支援を持続しよう
最後に、1食15円という手頃な支援でマラウイの子どもたちの明るい未来を共に作ることを呼び掛けています。支援の詳細はNPO法人せいぼの公式ウェブサイトやコーヒーの購入ページで確認できます。