川西市どすこいまつり
2025-11-05 18:33:35

川西市で盛り上がる!子ども・若者の力で形作った「どすこいまつり」開催

子どもと若者が主役の「川西農まり どすこいまつり」



兵庫県川西市で11月1日に開催された「川西もりあげ どすこいまつり」は、子どもと若者の手によって彩られたイベントです。このお祭りは、川西市の「こども・若者参加条例」を広めるために、実際の当事者である子どもたちが自ら企画し、8月下旬から準備を進めてきたものです。約2,000人の来場者を迎えたこのイベントは、地域の活力を感じさせました。

こども・若者参加条例の意義



川西市が令和7年4月1日に施行した「こども・若者参加条例」は、すべての子どもや若者が意見を表明し、市民活動に参加できるような環境を整備することを目的としています。市は育成を支援する機関や保護者と連携し、子どもたちが独自の意見を持てる機会を提供しています。

この条例を多くの人に認識してもらうことを目的に、実行委員会として活動したのは、15人の子ども・若者と9人の市民ボランティアです。彼らは5回にわたるワークショップを通じて、イベントを企画し、昨年夏からこの日を待ち望んでいました。

イベントの内容と参加者の声



当日は、主に以下のようなプログラムが実施されました。まず、地元のチアリーディングクラブ「JUSTICE」のパフォーマンスでイベントはスタート。続いて、子どもたちの想いを市長に届ける「こっしー直通便」も設けられ、市長との直接のやりとりが実現しました。

書道パフォーマンスや歴史・食に関するプレゼンテーションバトル、地元若手アーティストによる音楽LIVEなど、様々な催しが行われ、参加者たちは積極的に発言し、会場は活気にあふれていました。特に「KAWANISHIドリーム・ピッチ」では、自身の夢を発表した子どもたちが観客の心をつかみ、支援の手が差し伸べられました。

テーマでの議論と市民の参加



さらに、ブースエリアでは、参加者たちが子ども・若者参加条例に関するクイズに挑戦したり、様々なテーマでの意見交換を行ったりしました。どす来い!市民の森では、興味のあるテーマを書いたパネルを掲げての交流が行われ、全体で「究極の2択投票」を実施し、市民の考えを調査しました。

ブースの中には、プログラミングでロボットを操作する体験やAIによるスポーツフォーム分析、さらには職業体験の機会など、多彩な内容が用意され、参加者たちは自らの興味を広げることができました。

参加者の感想と今後へ



企画ワークショップに参加した子どもたちは「このようなイベントを通じて、自分たちの意見を発言する大切さを知りました。多世代の人々と交流できたことも嬉しかった」と感想を述べ、今後もこうした機会が必要であると強調しました。

川西もりあげ どすこいまつりは、ただのイベントではなく、地域の未来を創り出す重要な取り組みの一環と言えるでしょう。今後の川西市の活動にも大いに期待が寄せられます。


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