神戸の水族館átoaで楽しめる「海で採れたウナギ展」開催のお知らせ

神戸で楽しむ！「海で採れたウナギ展」

兵庫県神戸市に位置する水族館átoaでは、2025年10月18日から11月24日まで、「海で採れたウナギ展」が開催されます。この展示は、秋が旬を迎える天然ウナギ「ニホンウナギ」に焦点を当てており、ウナギの知られざる生態や魅力を伝える素晴らしい機会です。

ウナギの旬と季節の違い

日本ではウナギといえば夏の土用の丑の日が有名ですが、実は天然ウナギの旬は秋にあることをご存知でしょうか。ウナギは冬眠に備えて体に脂肪を蓄え、栄養分が凝縮されるため、秋が最もおいしい季節です。展示ではその旬のウナギの成長過程や、身体がどのように成熟するのかを説明し、来場者に新しい知識を提供します。

海に生息するニホンウナギ

多くの人がウナギは川に住んでいるイメージを持っていますが、実はニホンウナギは海や汽水域にも生息しています。今回展示されるニホンウナギは、átoaが特別に確保した海で見つかった個体です。ウナギが海にいることに驚かれる方も多いことでしょうが、実際には彼らの生活の一部は海と密接に関連しています。展示では、具体的な生息地や、ウナギが生育する環境についての解説も行います。

旨味を守る取り組み

兵庫に拠点を持つカネテツデリカフーズ株式会社は、絶滅危惧種に指定されているニホンウナギを保護する意義から「ほぼうなぎ®」という商品を開発しました。この商品は、ウナギを楽しみながらもその生態系を考慮した取り組みの一環として誕生しました。展示では、商品の詳細や開発に込めた想いも紹介され、来場者に興味を持っていただける内容となっています。

展覧会の詳細情報

- 開催期間: 2025年10月18日（土）～11月24日（月・祝）
- 開催場所: átoa 3階 FOYER企画展ブース
- 観覧料: 無料（別途アトアの入館料が必要）
- 展示生物: ニホンウナギ 1個体
- 協力: カネテツデリカフーズ株式会社（公式サイト）

展示生物の状態により、予告なく展示が終了する場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。

アトアの基本情報

アトアの所在地は兵庫県神戸市中央区新港町7番2号で、入場料は大人（中学生以上）2,800円、中高生2,400円、小学生1,600円、幼児（3歳以上）は大人1名につきお子様1名が無料です。再入場が不可で、チケットの予約は来場日の1か月前から可能です。入場後は滞在時間に制限はありません。

この秋、健康的なおいしさを味わうために、ぜひ「海で採れたウナギ展」にお越しください！