医療現場の接遇力を磨く！日本データー応対ランキング開催

日本データー応対ランキングで医療接遇力を磨く

13年連続で開催されている「日本データー応対ランキング」が、神戸にあるメリケンパークオリエンタルホテルにて、2025年12月19日に実施されました。このイベントは、医療機関での応対接遇力の向上を目指すものであり、年々参加機関が増加している注目の取り組みです。

株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンターは、「心に寄り添い、安心と信頼を届ける温かな応対接遇」を理念に掲げており、医療事務の受託業務を通じてこの理念実現に邁進しています。応対ランキングは、医療事務部門と医師事務作業補助部門の2部門に分かれており、チーム単位で評価が行われます。特に今年は、名古屋市立大学病院と神鋼記念病院がそれぞれの部門で第1位を獲得し、その成果を讃えました。

チームで磨く応対力

応対ランキングでは、参加する医療機関のそれぞれから選ばれた応対リーダーがいる中で、年度初めに策定された行動指針「クレド」に基づいた活動が行われています。今年は32チームが参加し、プレゼン資料や動画を通じて第一次審査が行われ、それに加えて審査員が実際に病院に足を運び、現場の応対状況も確認しました。これにより、より実際的な評価が可能になっています。

各チームがそれぞれ取り組んできた事例を基に、どれだけ応対品質の向上に貢献したかが審査基準となり、その結果として優秀なチームが選出されました。

応対接遇コンテストの実施

また、個人の応対スキルを競う「応対接遇コンテスト」も同時に開催され、こちらでは入社年数に応じた3名が優秀な成績を収めました。このコンテストは、全体の応対者のスキルを向上させ、医療業界におけるやりがいを高めることも目的としています。特に、今回の最大の受賞者は宝塚市立病院の3年目社員でした。

支援として、JALビジネスサポートアドバイザーが特別賞を設け、その中からの受賞者もいます。これはJALのホスピタリティを医療現場に活かす試みであり、今後も高品質なサービスを提供するための大きな一歩です。

受賞者への表彰

受賞チームには、応対品質向上を象徴するデザインが施されたトロフィーが贈られ、ピンバッジも贈呈されました。そして、医療事務職の制服がリニューアルされた際には、その旧制服を活用したオリジナルノートも配られ、環境への配慮が示されています。

この全ての取り組みを通じて、日本データーは患者一人ひとりに寄り添える質の高いサービスを提供していくことを約束しています。今後も地域医療の発展に寄与する努力を続けていくでしょう。