新セキュリティ試験
2025-02-27 14:39:39

GLION ARENA KOBEに向けての新たな試み!次世代セキュリティ実験の成果

GLION ARENA KOBEに向けた革新的なセキュリティ実証実験



2025年4月4日の開業を予定している「GLION ARENA KOBE」。この新しいアリーナでは、来場者の安全と利便性を同時に確保するため、革新的なセキュリティシステムが導入される予定です。本記事では、神戸ストークスの試合会場で行われた実証実験の詳細をお伝えします。

1. 実証実験の背景



現在、神戸ストークスは試合の際、来場者の手荷物検査を行っていますが、次世代型アリーナの開業に向けて、よりスムーズな入場を実現するための課題がありました。この悩みを解決するために、神戸ストークスと神戸大学発のスタートアップ企業「Integral Geometry Science(IGS)」が協同で進めた実証実験が行われました。

2. 実証実験の概要



実証試験は、2024年12月7日(土)と8日(日)、神戸市立中央体育館で行われました。この際、りそなグループが主催するB.LEAGUEの試合に合わせて、次世代型ウォークスルーセキュリティゲートがデモンストレーションされました。

実際のゲート運用によって、2日間で2,000人以上の来場者に対して危険物検査を実施した結果、模擬銃や模擬ナイフを持った疑似犯罪者を100%検知することに成功しました。これにより、入場者の流れをスムーズに保つことが可能であることが確認されました。

3. 次世代型ウォークスルーセキュリティゲートの特徴



IGSが開発したセキュリティゲートは、公共交通機関や大規模イベントでの安全を強化するために設計されました。
  • - 高速検知: ウォークスルー方式により、検査時間を短縮し、混雑を緩和します。
  • - 高精度: 特殊な計算処理により、危険物をリアルタイムで精密に検知し、誤検知を抑えます。
  • - 人流を妨げない: 壁や床に埋め込むことができ、通行者の流れを止めることなく、数多くの人々の検査が行えます。
  • - 被ばくリスクなし: X線を使用しないため、使用者や周囲に対して安全です。

実際にかばんの中の銃を透視した画像も公開され、高い技術力が示されています。

4. So-I 地域課題解決コースとは



神戸市との協力により、地域の様々な課題を解決するためのプログラム「So-I(KOBE BUSINESS PROGRAM)」が進行中です。このコースは企業のサービスを社会実証する場として、地域に根ざした課題解決に取り組むものです。

5. 未来に向けた期待



GLION ARENA KOBEの開業に向けた取り組みは、単純なイベント運営だけでなく、地域全体のセキュリティ向上にも寄与します。今後、神戸市はスポーツやエンターテインメント業界と連携し、より安全で快適な観戦環境を整えていくことでしょう。

結論



GLION ARENA KOBEの開業は、地域にとって大きな期待を寄せるイベントとなります。この実証実験を通じて、次世代型のセキュリティシステムが未来のスポーツ観戦を支えていくことが期待されています。地域課題の解決に向けた積極的な取り組みは、今後も注視していきましょう。


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