新たなハシビロコウ
2025-06-25 16:37:24

神戸どうぶつ王国に新たに仲間入りしたハシビロコウの物語

神戸どうぶつ王国に新たな仲間!ハシビロコウの飼育



神戸どうぶつ王国は、希少な鳥類であるハシビロコウの新たなペアを迎え入れることを発表しました。このペアは、2025年6月30日(月)から一般公開され、訪問客はその愛らしい姿を見ることができます。

新たな仲間の紹介



新しくやってきたハシビロコウは、アフリカのコンゴ民主共和国からやってきた若いペアです。彼らはそれぞれ『サカラ』と『クラル』という名前が付けられました。サカラはナイジェリアの太鼓に由来し、体格が大きく、特徴的な黄色い目が印象的です。一方、クラルは東アフリカのハープ型弦楽器に由来し、比較的小柄な体型と薄い黄色の目を持っています。

現在展示されているハシビロコウには、「ボンゴ」と「マリンバ」がいます。彼らもそれぞれ民族楽器にちなんだ名前が付けられており、ボンゴはマリンバより少し大きな体をしています。

繁殖への希望



神戸どうぶつ王国では、ハシビロコウの繁殖に向けた取り組みを長年続けていますが、これまで飼育していた個体同士の相性の問題から繁殖には成功していません。また、ハシビロコウは非常に繊細な性格を持ち、繁殖には多くの要因が関与します。展示施設もハシビロコウが生活しやすい環境に整えられています。

新たに迎え入れた若いペアには、将来的な繁殖への期待が寄せられています。彼らが繁殖適齢期を迎え、神戸どうぶつ王国においてアジア初の繁殖成功という夢が実現するのではないかと、多くのファンが心待ちにしています。

来園を楽しみに



2025年6月30日から、ハシビロコウ生態園 Bigbill『MABAMBA CAMP-マバンバキャンプ―』にて新しいペアの展示が開始されます。展示は、午前と午後の時間帯で雌雄交代が行われ、訪問者は彼らの姿を間近で観察することができます。展示場はマバンバ湿地の風景を模したデザインが施されており、ハシビロコウの生息地を感じることができる造りとなっています。

ハシビロコウについて



ハシビロコウは、ペリカン目ハシビロコウ科に属し、主にアフリカの中央部、南スーダンからザンビアにかけて生息する鳥です。狩りのスタイルは独特で、『動かない鳥』と称されることもあります。彼らは非常に大きな嘴を持ち、その嘴を打ち合わせて音を出す『クラッタリング』を行います。

野生下では繁殖成功率が低く、飼育下においてはさらにその難しさが増すといわれています。それだけに、神戸どうぶつ王国の取り組みが成功し、可愛い雛鳥が誕生することは多くの人にとって、大きな喜びとなることでしょう。これからも神戸どうぶつ王国の活動を応援し、新たなハシビロコウたちに会いに行く機会を逃さないようにしましょう。未来を担う彼らの志をともに見守っていきたいですね。


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