K.S.ロジャース株式会社、神戸市のスタートアップ支援に寄付
2025年12月10日、神戸市のスタートアップ支援の取り組みへの寄付に対する贈呈式が行われ、神戸発のベンチャー企業であるK.S.ロジャース株式会社が寄付を実施したことが発表されました。この寄付に対しては、神戸市から感謝状が贈られたことも併せて報告されています。
寄付の背景とその意義
K.S.ロジャース株式会社は、神戸市を本拠地に持つITベンチャーで、「社会に認められる事業を興す存在になる」ことを企業のミッションとしています。彼らは、地域社会の発展と共に企業の成長があると考えており、神戸市が推進するスタートアップの支援活動に対して、寄付を通じてその一助となることを決定しました。
神戸市はスタートアップ・エコシステムの形成に取り組み、多くの挑戦者が活動しやすい環境を構築しています。同じ地域で成長を遂げてきたK.S.ロジャースは、地元の企業の支援を通じて神戸全体の経済活性化に寄与し、さらには日本の産業競争力を向上させることができると信じています。この寄付の目的は、未来を担う起業家たちが新たな価値を創造し、国際的に活躍できるよう後押しすることです。
関係者の思い
K.S.ロジャースの代表取締役である民輪一博氏は、創業以来の拠点である神戸に貢献できることを喜びとして表明しました。「私たちが支えられて成長したように、これからの起業家にも挑戦の場を提供し、神戸のスタートアップ・エコシステムをさらに活性化させることができれば、大変嬉しい」と語ります。
また、神戸市経済観光局の出口幸治氏もこの寄付に感謝し、神戸市でのスタートアップ支援施策がさらなるイノベーションを生み出すことを期待するコメントを寄せました。「K.S.ロジャース様からの寄付は、後に続くスタートアップたちに大きな希望をもたらすものであり、大切に活用させていただきます」と述べています。
K.S.ロジャース株式会社とは
2017年に設立されたK.S.ロジャース株式会社は、リモートワークやフレックス勤務を取り入れた新しい働き方を推進しています。約240名のエキスパートが集まり、様々な業界での経験を基にしたスタートアップスタジオ事業を展開し、イノベーションを促進する活動を行っています。彼らは、フリーランスや副業エンジニアも受け入れる柔軟な企業文化を持っており、多様な人材の活躍を支援しています。
まとめ
K.S.ロジャースの寄付は、神戸市におけるスタートアップ支援の取り組みにとって大きな意味を持つものであり、地域の起業家たちの未来に対する寄与として期待されています。地域と共に成長を目指す同社の姿勢は、多くの人々に希望を与え、今後の神戸市の潮流を大きく変えるきっかけになるかもしれません。