新プロジェクト『フェアフード』が描く未来
兵庫県神戸市に本社を構える株式会社Mutterが新たに立ち上げたプロジェクト『フェアフードで選べる未来を創る』が注目を集めています。このプロジェクトは、食物アレルギーを持つ人々をはじめ、全ての人が食の選択を楽しむことができる未来を目指すものです。
「フェアフード」とは?
『フェアフード』は、卵、乳製品、小麦、ナッツ類を使用せずに、栄養価を損なわずに美味しさを実現する食品の新たなカテゴリーです。株式会社Mutterの代表である武市圭氏は、お子さんのアレルギー問題をきっかけに「食べたいものを選べない世界」という現実を痛感し、全ての人々が同じお皿を囲んで楽しい食事を楽しむ未来を描いています。
このプロジェクトは単なる食品開発にとどまらず、食糧危機や物価高、食品ロスといった数々の社会問題を解決に導く持続可能な取り組みでもあります。
株式会社Mutterの取り組み
株式会社Mutterは、過去に517人の女性起業家から10人に選ばれる「LED関西」のファイナリストとしてその存在を広めており、敏腕な経営者である武市氏は、食べれるものが限られた彼女たちの選択肢を広げるべく尽力しています。自社で運営する「CAKE & DELI Mutter」や飲食店、冷凍自動販売機を通じて、全国に安心して楽しめる商品を届けています。
フェアフードによる新しい価値観
『フェアフード』では、「アレルギーがあるから妥協する」のではなく、「美味しいから選ぶ」「健康に良いから選ぶ」「環境に優しいから選ぶ」といった新たな価値観を打ち立てます。これまでアレルゲンフリーの食事は味や栄養の面で制約がありましたが、同プロジェクトはそのイメージを覆すことを目指しています。
連携と協力を呼びかけ
Mutterは、様々な分野での協力を求めています。プロジェクトの一環として、業務提携や卸売販売をはじめとし、OEM商品製造、自動販売機運営、社内福利厚生、ワークショップ・講演開催などを通じて、企業や個人が参加しやすい環境を構築しています。『フェアフードマーク』の導入により、消費者は選択肢を持つことができ、企業も新たな市場を拓くことが可能です。
新しい出会いを求めて
「LED関西」は、女性起業家とサポーターパートナー、さらには来場者との新しい出会いを促進することを目的としています。このプロジェクトが、食のバリアを取り払い、全ての人が安心して楽しい食事を共にできる未来を創造する一助となることでしょう。武市圭氏は、その思いの実現に向け、今後も積極的に取り組んでいく考えを示しています。これからもMutterの活動に注目が集まります。