高松亜衣の《Resonance》
2025-06-09 10:29:19

ヴァイオリニスト・高松亜衣が贈るクラシック音楽の新境地《Resonance》

高松亜衣のクラシックコンサート《Resonance》



ヴァイオリニストの高松亜衣が、6月13日(金)に東京・浜離宮朝日ホール、7月5日(土)に神戸朝日ホールで公演するクラシック音楽コンサート《Resonance》。この新シリーズは、クラシック音楽の「本流」とも言える作品群を集め、高松自身の思いや楽曲への情熱を形にしたものです。

高松亜衣の音楽への旅



東京藝術大学を卒業し、オリジナリティあふれるリサイタルで注目を浴びている高松。彼女は、通常の公演では自身やヴァイオリンの持つ魅力を中心に演奏してきましたが、今回は一歩踏み込んだ取り組みを掲げています。「副題もない純粋なクラシック音楽を演奏し、音楽そのものの本質に迫りたい」と語る高松氏。

選ばれた楽曲は、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのためのピアノ三重奏。重層的で構造がしっかりしているこれらの作品に、高松は深い魅力を感じているといいます。

アンサンブルの楽しさ



アンサンブル演奏について高松は、「ソリストとしての演奏とは異なり、パートナーとの共演を通じて音楽全体を構築していく貴重な時間だ」と分類。素晴らしいピアニスト黒岩航紀さんと、チェリストの清水陽介さんとの共演によって、新たな音楽の深みが生まれることを期待しています。

特に、今回のプログラムのメインとなる2曲、19世紀ロマン派のアレンスキーとブラームスのピアノ三重奏曲は、彼女にとって特別な意味を持つと語ります。アレンスキーについては、「彼は他の作曲家の良さを吸収し、自分の音楽に活かしていた」と評価し、その多様性を見直しています。対照的にブラームスの作品は、最初は取っつきにくいかもしれないが、聴くほどに惹かれると高松は言います。

伝統を受け継ぐアーティスト



「クラシック音楽の洗練された伝統を受け継ぎ、真摯に伝えていく奏者でありたい」という高松の思いが、今回のシリーズに込められています。彼女は、「一曲ずつ丁寧に演奏し、作品そのものの良さを大切に感じてほしい。ファンの皆さんにも、クラシックの新たな魅力を感じてもらいたい」と語っています。

参加者との共鳴



《Resonance》というタイトルには、演奏者たちと聴衆との共鳴に対する期待が込められています。高松が新たなフィールドで挑むこのシリーズでは、時間をかけてストーリーを築き上げ、一回一回の公演が音楽の旅の始まりとなることでしょう。

公演情報



【公演日時】
  • - 東京:2025年6月13日(金)19:00開演
  • - 神戸:2025年7月5日(土)19:00開演

【チケット】
一般:5000円、U25:3500円(全席指定)。好評発売中です。

音楽の背後にある想いを感じながら、クラシック音楽の新たな魅力を体験するひとときをお楽しみください。


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