無人運航の未来
2026-04-15 14:15:46

無人運航の未来がここに:古野電気が新たな一歩を踏み出す

無人運航の未来がここに



兵庫県西宮市に拠点を持つ古野電気株式会社が、無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に注力し、第2ステージでの成果を発表しました。2026年3月27日、同プロジェクトに参加する実証船4隻が全て国土交通省により自動運航船として承認を受け、無人での商業運航を開始します。これにより、安全で効率的な海の輸送の未来が切り開かれました。

MEGURI2040プロジェクトとは



MEGURI2040は、少子高齢化に伴う船員不足や海事事故の抑止を目的に、日本財団が2020年から推進しているプロジェクトです。この取り組みには、53社の国内企業が参加しており、各社の技術を統合し、自動運航船の社会実装を目指しています。古野電気もその一員として、実証船を通じて自動運航システムの開発を行ってきました。

実証船の特徴と成果



実証船として選ばれたのは、以下の4隻です。

  • - 新造内航コンテナ船「げんぶ」: 神戸と東京を結ぶ航路でコンテナ輸送を行う、全長134メートルの船です。無人運航に必要な機能が全て搭載され、2026年に国の船舶検査に合格しました。

  • - 旅客船「おりんぴあどりーむせと」: 岡山と香川を結ぶこの船は、500名の旅客を乗せることができ、複雑な海域での自動運航が評価されています。2025年に国内初の自動運航船として承認されました。

  • - 既存RORO船「第二ほくれん丸」: 北海道から茨城へと農産物を運ぶこの船も、自動運航船に認定されています。2026年にはその安全性が証明されました。

  • - 既存内航コンテナ船「みかげ」: 日本で最も広く使用されている345TEU型船で、物流を支える役割を担っています。

これらの船は、船上システムと陸上支援システムが連携することで、商業運航の安全性・効率性を向上させています。

陸上支援センターの役割



実証船群は、陸上にある2つの支援センターにより、その航海を見守られています。ひとつは常設型、もうひとつは非常時のための移動型支援センターです。これらのセンターでは、リアルタイムで船舶情報を集約・解析し、必要に応じて支援を行います。当社の本社内には常設型支援センターが設置されており、多数の船舶を同時に監視できる体制を整えています。また、移動型センターは被災時でも安全な場所に移動することが可能です。

未来の展望



無人運航船の導入が進む中、当社は社会実装に向けた技術開発をさらに推進していきます。これにより、海運業界のさらなる発展と、持続可能な物流システムの確立を目指しています。古野電気の挑戦が、未来の海洋輸送をどのように変えていくのか、今後の展開に期待が寄せられます。


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