映画『落語家の業』がついに京阪神で公開!
2026年1月から、映画『落語家の業(ごう)』がついに京阪神での公開を迎えます。本作は、伝説的な落語家・快楽亭ブラックの過去と現在に迫る感動のドキュメンタリーです。
映画の概要
快楽亭ブラックは、落語界の中でも特異な存在感を放つ芸人であり、長年にわたって多くのファンに愛され続けています。東京ではすでに満席が続出するなか、京阪神エリアでは京都、京都アップリンク、そして大阪第七藝術劇場、神戸元町映画館と続々と公開される予定です。
この映画は、快楽亭ブラックの人生を描きつつ、彼が発する言葉「落語とは、人間の業の背定である」という深いメッセージを映し出しています。過去の映像と共に、彼がどのようにして落語界に足を踏み入れ、独自のスタイルを確立したのかを追体験できる内容となっています。
公開日と会場
具体的な公開日は以下の通りです。
- - 2026年1月9日(金)京都 ・ アップリンク京都
- - 2026年1月10日(土)大阪 ・ 第七藝術劇場、神戸 ・ 元町映画館
また、特別な記念公演も用意されています。1月10日には、快楽亭ブラックによる独演会が動楽亭で行われ、続いて1月11日には神戸新開地の喜楽館での独演会も予定されています。
さらに、1月12日の京都拾得での落語会も必見です。これらのイベントでは、快楽亭ブラックの豊かな表現力と笑いの深さを直に体感することができます。
快楽亭ブラックの特異なルーツ
快楽亭ブラックは、米兵と日本人女性の混血として生まれ、複雑な過去を歩んできました。彼は子供のころ、多くの時間を映画館で過ごしており、その頃から生涯の友である映画への愛情が培われたといいます。この独特な環境が、彼の感性や落語家としてのスタンスに影響を与えたことは間違いありません。
映画制作の苦労
監督は、作品を作るために6年半の歳月をかけ、コロナ禍でも意欲を持ち続けました。緊急事態宣言の際には、快楽亭ブラックが落語の生配信を行ったことが話題になりましたが、その過程で様々なトラブルにも直面しました。配信を手伝った監督は、共犯者として裁判にまで巻き込まれつつ、膨大な過去の映像を駆使してこのドキュメンタリーを完成させました。
先行予約と問い合わせ
チケットは事前に予約可能で、料金は各会場によって異なるのでご確認が必要です。全席指定の落語会も多く、確実に楽しむためには早めの購入をおすすめします。
映画『落語家の業』は、快楽亭ブラックだけではなく、落語という文化そのものについても考えさせられる深い作品です。ぜひ足を運んで、彼の魅力を直接感じてみてください。
公式サイトでの最新情報もチェックして、見逃さないようにしましょう!
公式サイト:
落語家の業公式ページ
まとめ
京阪神での公開が楽しみな『落語家の業』。この機会にしか見られない特別な落語会と共に、落語への新たな視点をぜひ体験してください。