2025年12月3日、姫路市立城乾小学校にて、エルザ動物病院グループによる特別なキャリア教育講座が行われました。この講座では、獣医師と愛玩動物看護師の職業について学ぶ機会が提供され、充実した内容で子どもたちを魅了しました。講師陣には、エルザ動物病院グループの代表取締役社長で獣医師の長谷宜勇氏、獣医師の江畑瑞紀氏、愛玩動物看護師の岡田宥汰氏が参加。彼らは、動物医療に関する知識だけでなく、働くことの意義や責任感についても付加価値のある情報を提供しました。
この講座は、近年重要視されているキャリア教育の一環として実施されたもので、子どもたちが将来の夢や目標を持ち、自立するために必要なスキルを身につけることを目的としています。教育現場では、発達段階に応じたキャリアプランニング能力やコミュニケーション能力を育てる取り組みが進められています。
具体的な講座内容としては、獣医師と愛玩動物看護師の仕事内容の紹介、動物病院での診療や手術、看護の流れについての解説が織り交ぜられていました。この中で、特に注目されたのが「キッズ獣医師クイズ大会」であり、楽しく学ぶことができる工夫が施されていました。子供たちは、楽しみながら獣医療業界の魅力に触れ、動物に対する思いやりの心を育むことができたプログラムでした。
実施後には、児童から「動物病院の仕事がよくわかった」「将来獣医師になりたい」との声が寄せられ、今回の講座がキャリア教育として非常に有意義であったとの評価が学校側からも得られました。また、講座を受けた子どもたちの中には、命を大切にするという視点に気づく者も多く、「チームワークや責任感が必要だ」との理解が深まったという感想が寄せられました。このことは、獣医療に携わる職業の奥深さを再認識する良い機会となったようです。
エルザ動物病院グループの江畑獣医師は「獣医師という仕事は命に向き合う責任が伴う職業であり、この講座が子どもたちの成長に寄与できれば嬉しい」と語り、岡田愛玩動物看護師も「愛玩動物看護師は、動物だけでなくご家族へのサポートも含まれている」と、その職務の重要性を強調しました。
また、エルザ動物病院グループでは、今後も同様の教育活動を継続していく意向を示しています。特に、来年の1月24日には、一般社団法人Social Eightが主催する「獣医師体験会」を予定しており、動物と触れ合いながら「命の大切さ」と「動物病院の役割」を学ぶ機会が設けられます。これらの活動を通して、地域社会における教育と動物医療の重要性を併せて伝えていくことが期待されています。子どもたちが将来の夢に向かってしっかりとした一歩を踏み出せるよう、引き続き支援を行っていく姿勢が感じられました。