小野市が「おいくら」と協力しリユース事業を開始！新たな循環型社会づくりへの一歩

小野市、リユース事業開始で町の未来を変える！

兵庫県小野市において、新たな取り組みとして不要品のリユース事業が開始されます。このプロジェクトは、小野市と株式会社マーケットエンタープライズとの連携により実現しました。目標は、地域社会の課題解決に向けて、廃棄物の削減と循環型社会の形成です。特に、不要品を捨てるのではなく、再利用する仕組みを積極的に導入します。

取り組みの背景

小野市では、粗大ごみの減少が大きな課題として捉えられており、様々な施策が検討されていました。特に、粗大ごみとして出されるものの中には、まだ使えるアイテムが多く含まれていることに着目し、リユースを促進する新たな方法を探っていました。一方で、マーケットエンタープライズはネット型リユース事業を展開し、SDGsに基づく取り組みを行っています。この両者のニーズが一致し、オンラインプラットフォーム「おいくら」を使ったリユース事業の導入が決まったのです。

「おいくら」は、不要品を個人が売りたいときに査定依頼ができるサービスです。全国の加盟店へ一括で査定を依頼することができ、最適な買取価格を比較できる便利な仕組みが多くのユーザーから支持されています。これまでに130万人以上がこのサービスを利用し、リユース活動を支えています。

小野市の取り組みとは？

小野市では、半年ごとに指定の場所で粗大ごみの無料収集を行っていますが、運び出す手間がかかります。しかし「おいくら」を利用すれば、希望に応じて自宅まで訪問し、不要品を運び出してくれる出張買取が可能です。特に、大型のものや重たいものでも簡単に売却できるので、多忙な市民にとって大変便利です。さらに、回収の対象外である冷蔵庫や洗濯機なども買取可能な場合があり、使わなくなったアイテムを即日で手放せるチャンスが広がります。

今後の展開

この取り組みは、2025年1月31日（金曜日）に公式に始まります。その日、簡単に不要品の一括査定申し込みができる情報が小野市のホームページに掲載される予定です。このリユース事業が進むことで、市全体の廃棄物処理量の削減が見込まれています。さらに、地域住民が「廃棄物をリユースする」という新たな選択肢を意識するようになれば、循環型社会形成への意義も高まるでしょう。

小野市について

小野市は1954年に設立され、2024年には市制70周年を迎えます。播磨南東部に位置し、全国シェアの約70％を誇るそろばんや質の高い播州刃物などの伝統工芸品が特長です。2025年には新しい道路が開通予定で、さらに地域の活性化が期待されています。このように、小野市は伝統を守りつつ未来に向けた新たな取り組みを進めています。