岡山大学が「子ども向けワクワク実験室2025」を開催
岡山大学総合技術部は、2025年11月8日に、岡山市北区の鹿田キャンパスにある鹿田会館で「子ども向けワクワク実験室2025」を開催しました。このイベントは、医学系技術を探求しつつ、科学の楽しさを身近に感じてもらうことを目的としています。特に小学生を中心とした子どもたちとその家族が参加し、科学の世界を体験しました。
開会式と実験テーマの紹介
ワークショップは、CMA-Okayamaによる開会のあいさつでスタートしました。CMA-Okayamaの森実真議長と総合技術部の田村義彦部長が挨拶し、参加者を鼓舞しました。その後、各実験テーマを担当する技術職員が紹介され、いよいよ実験が始まりました。
実施されたテーマは、昨年度好評だった「スライムで遊ぼう」「入浴剤を作ろう」に加え、「星箱を作ろう」「浮沈子を作ろう」の4つです。18人の子どもたちが参加し、グループに分かれて、すべてのテーマを体験しました。
夢中になる子どもたち
特に「星箱を作ろう」の実験では、箱の展開図を切り、組み立ててから光を入れるという工程を体験しました。薄暗い部屋の中で星箱が光を放つ様子に、子どもたちは「光った!きれい!」と大興奮でした。まさに夢中になって科学の面白さを感じている様子が印象的でした。
玉田祐里技術専門職員はこの体験について、「子どもたちが科学に興味を持つきっかけになれば嬉しい」と語りました。また、佐藤法仁副理事・副学長も「子どもたちのワクワク感を育むお手伝いができてとても喜ばしい」とコメントしました。
地域との連携と未来への期待
本イベントは、岡山大学の地域貢献および科学啓発活動の一環として行われ、工学部との共催により実施されています。岡山大学は、学内外の様々な場面でこのような取り組みを続けており、子どもたちが楽しく科学に触れる機会を提供しています。
岡山大学総合技術部は、特に次世代を担う子どもたちが科学と触れ合える場を提供することを重視し、今後も地域との連携を深めていくことを目指しています。
まとめ
「子ども向けワクワク実験室2025」は、岡山大学が地域の子どもたちとその家族に科学の魅力を伝える素晴らしい機会でした。参加者が科学に興味を持ち、未来の科学者やエンジニアに成長することを期待しています。これからも岡山大学の活動に注目し、地域づくりや教育に貢献する取り組みに期待が高まります。