未利用魚で食卓サポート
2025-02-13 11:55:21

三重県の未利用魚を使った新商品!フードロス削減を目指す美味しい食卓

三重県の未利用魚を使った新商品!



三重県で漁獲される未利用魚、アイゴがコープ自然派によって新しい商品に生まれ変わりました。この取り組みは、地域の水産資源を守りながら、フードロスを減少させることを目的としています。アイゴは、その特性から一般的には流通していませんが、地元の漁業者との連携で、美味しく楽しむことができるようになりました。

防ぎたいフードロス



未利用魚とは一般的に「市場に出回らない魚」のことを指し、アイゴもその一つです。背ビレやシリビレに毒を持つ別名のトゲがあるため、扱いにくく、また内臓に独特の臭みや苦味を持つことから、商品化されることは少なかったのです。しかし、コープ自然派はこの問題に注目し、持続可能な水産業の発展を目指して、アイゴを使用した2つの商品を開発しました。

アイゴを使った「三重県産白身魚竜田揚げ」と「三重県産白身魚カレーフライ」は、いずれも冷凍状態で販売されます。竜田揚げは特製のタレに漬け込まれ、カレーフライは豊かな香りが漂う食欲をそそる一品です。どちらも簡単に調理でき、揚げたての味を楽しむことができます。

地元の漁業とともに



アイゴは藻場を食む草食性の魚であり、その過剰な量が生物の住処を減少させる食害を引き起こしています。藻場が減少すると、さまざまな生物の生息数も影響を受けるため、漁師の収入が不安定になることも懸念されます。このような背景から、アイゴの商品開発が進められたのです。

2022年にはコープ自然派の「連合商品委員会」が三重県の生産者を訪れ、漁業とSDGsに関する話を聞く機会がありました。この中で、アイゴを活用しながらも持続可能な水産資源を目指す努力が話題となり、商品化の道が開かれました。

商品の概要



三重県産白身魚竜田揚げ


  • - 価格: 438円(税込473円)
  • - 内容量: 120g
  • - 原材料: アイゴ(漁獲地三重)、片栗粉、醤油、味醂、清酒、おろししょうが、おろしにんにく(大豆・小麦を含む)
  • - 発売日: 2025年2月10日より

三重県産白身魚カレーフライ


  • - 価格: 408円(税込441円)
  • - 内容量: 150g
  • - 原材料: アイゴ(漁獲地三重)、パン粉、小麦粉、カレー粉、食塩(小麦を含む)
  • - 発売日: 2025年2月10日より

これらの商品は、コープ自然派の各生協にて提供されます。加入者は、手軽にこの美味しい未利用魚を楽しむことができるでしょう。コープ自然派は、持続可能な社会を目指して、これからも多様な取り組みを進めていく考えです。自然と共存し、健康で安全な食生活を提供する事業が、より広がることを期待したいですね。

公式サイトで最新の情報や他の商品情報をチェックできます。ぜひ、有機農産物を取り入れた暮らしへ、あなたも一歩踏み出してみませんか。


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