壁画で未来を描く
2025-12-09 09:35:26

ハイテクノ新社屋に壁画。未来の礎を描くアートの魅力

新たなアートで彩られたハイテクノ社屋



株式会社OVER ALLsが手がけた壁画が、株式会社ハイテクノの新社屋に誕生しました。兵庫県神戸市の西区に位置するこの社屋の1階と3階に描かれた壁画は、それぞれ異なるメッセージと物語を持っています。

壁画制作の背景



この壁画は、ハイテクノの社長である廣田氏の先代である父の物語に深く根ざしたものです。廣田氏はお父様が立ち上げた「ヒロタ電子」を受け継ぎ、自らの挑戦として「ハイテクノ」を設立しました。壁画を制作するにあたり、オーバーオールズは先代のストーリーや創業の苦労、そして未来へのビジョンを丁寧にヒアリングしました。その対話を経て、「人生は思い出づくり」というテーマが浮かび上がってきたのです。

意思決定の場、3階の壁画



3階は、企業において重要な意思決定が行われる場所であり、ここには廣田氏が前九相続者としての姿を描いた壁画が存在します。彼の背中には、過去の歩みを象徴する工具が描かれており、それは創業期を共に支えてきたものです。この壁画は、社員にとっても思いを共有し、原点に立ち返るきっかけとなります。また、壁画の中にはお父様が着用したポロシャツのデザインが盛り込まれ、そのまなざしからは温かさと力強さを感じることができます。この空間は、過去の経験を未来へとつなぐ重要な役割を果たしているのです。

1階エントランス、次世代の想い



一方、1階のエントランスは、社内外の全ての人々が行き交う場所で、多くの人々に最初に目に留まるスペースです。この壁画は、次世代の社員たちによって考えられたもので、彼らが持つ「今のハイテクノを超えていく」という希望を表現しています。若きメンバーたちの中から選ばれた「高校生」をモチーフに、未来への活力を表現し、実際に使う道具を取り入れることで、企業文化の継承を図っています。この壁画は、若者たちが持つエネルギーとユーモアが詰まった作品となっています。

制作アーティストの力量



OVER ALLs代表であり、このプロジェクトの企画・プロデュースを担当した赤澤岳人氏は、壁画制作を通じて人々を表現者に変えることを目指しています。メインアーティストの山本勇気氏は、「ART BATTLE JAPAN 2018」のチャンピオンであり、様々な企業の歴史や背景を調査し、想いを引き出すインタビューを行いながら作品を生み出しています。海を越えた彼らの表現がメディアでも話題にされ、幅広い受け入れられ方をしています。

まとめ



ハイテクノ社屋の壁画は、企業の過去、現在、未来へのメッセージを美しいアートとして形にしたものです。オーバーオールズの手によって生まれたこの作品は、社内外の人々に新たな意義をもたらすことは間違いありません。壁画たちは、見る人々にとってその場を訪れるたびに新しい気づきを与えてくれる存在となることでしょう。


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