ケーキでつながる芦屋
2025-11-27 14:57:24

クリスマスの贈り物で地域に温もりを届ける「ケーキの街芦屋」

兵庫県芦屋市で行われたクリスマスケーキ贈呈式は、2025年11月25日、あたたかい雰囲気の中で開催されました。このイベントは、市内の洋菓子店で構成される「ケーキの街芦屋」会が毎年行うもので、今年で35回目を迎えます。「ケーキの街芦屋」会の会長である蟻田剛毅氏は、ケーキを通じて地域に喜びを届けることを目的とし、1991年から毎年この活動を続けています。
贈呈式では、芦屋市長の髙島崚輔氏が、障がい者・高齢者施設の代表者に手渡し、温かなメッセージが交わされました。髙島市長は「一足早く、芦屋にサンタがやってきました」と笑顔で語り、地域のケーキ店がこのキャンペーンに積極的に参加することを祝福しました。
今年は、20の施設に合計52個のホールケーキが贈られる予定で、参加する洋菓子店は多彩です。コンディトライ シュターン 芦屋やパイの店 芦屋カロル、パティスリーPeri亭など、地域の協力が嬉しいのです。贈呈式では、NPO法人ホザナ・ハウスの管理者である藤原美規氏や、社会福祉法人緑山会に所属する河野雅弘氏が出席し、感謝の言葉を述べました。
河野氏は、毎年ケーキを見ると自然と笑顔になり、拍手が起こることを喜ばしく思っていると述べ、ケーキを共に楽しむ時間が重要であることを強調しました。このような活動を通じて、ホールケーキを囲む文化がますます重要になってきています。
髙島市長は、このイベントが開始されてから毎年感じるのは、「やっぱりサンタさんはいるんだな」という思いです。ホールケーキを囲むことで生まれるコミュニケーションや笑顔が絆を深め、地域社会の一体感を強めるとしています。また、近年ホールケーキを囲む機会が少なくなってきている中で、この文化を守り続けることの意義を強調しました。
「ケーキの街芦屋」会の蟻田会長は、この活動への参加を通じたやりがいを感じつつ、市長がコミュニティの形成に積極的であることに共感を示しました。相手に喜んでもらうために、職人としてだけでなく、地域貢献に尽力する気持ちがこもっていることが伝わります。親しみやすい洋菓子文化の魅力を伝え、世代を超えて人々をつなぐ役割を担っています。
この活動は1990年、芦屋市政50周年の際に始まりました。ケーキフェスタを通じて市の取り組みが広まり、以降地域貢献を目指す団体として位置付けられました。その結果、2016年には「芦屋市民文化賞」を受賞するなど、その功績が評価されています。
「アンリ・シャルパンティエ」として知られる店舗は、1969年に創業以来、洋菓子業界での地位を築いてきました。手作りにこだわり続けル「ケーキの街芦屋」とともに、未来への展望を持ちながら、地域社会への貢献を続けており、今後も多くの人々に感動を提供し続けることでしょう。
このような心温まる取り組みは、「ケーキの街芦屋」の象徴として、今後も地域コミュニティの絆を深める重要な役割を果たしていくことでしょう。


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