医療系国家試験合格率100%を実現したノウハウ
2025年9月10日(水)、鈴鹿医療科学大学とlearningBOX株式会社が共同で、特別ウェビナーを開催します。このウェビナーでは、鈴鹿医療科学大学が学習管理システム(LMS)「learningBOX」を5年間活用し、臨床工学技士・診療放射線技師の国家試験において新卒合格率100%を達成したノウハウが公開されます。
特別ウェビナーの背景
鈴鹿医療科学大学は三重県鈴鹿市に位置する教育機関で、学長の豊田長康が指導しています。同大学とlearningBOXは、2022年11月に覚書を締結し、EdTechを通じて新たな教育方法の開発に取り組んでいます。この連携を通じて、効果的な教材の作成や機能改善の提案が行われています。
大学は2020年から全学に「learningBOX」を導入し、コロナ禍の影響を受けつつも、特に学習が遅れている学生へのサポートを強化してきました。この取り組みにより、国家試験での合格率を高く維持しています。
合格率100%の実現
2024年度には、臨床工学科と放射線技術科学科でそれぞれ新卒合格率100%を達成しました。この成果は、全国的に実施される試験の合格率と比較しても非常に優れた結果といえます。臨床工学士の全国新卒合格率が88.8%、診療放射線技士が92.2%に対し、鈴鹿医療科学大学はその水準を大きく上回っています。
ウェビナーの詳細
特別ウェビナーは、全学の教員がリレー方式で参加し、視聴者が興味を持ちやすい構成で進行されます。内容は、学生の学習意欲向上を実現するためのeラーニングの活用方法や、学習管理システムの具体的な運用ノウハウに触れるものとなっています。参加は無料で、定員は200名。事前申し込みが必要です。
開催概要
- - 日時: 2025年9月10日(水)17:00~18:30
- - 形式: オンライン(Zoomウェビナー)
- - 対象者: 大学、短大、専門学校の教職員や教育DXの担当者
learningBOXについて
learningBOX株式会社は、兵庫県たつの市に本社を持つEdTechスタートアップです。直感的なインターフェースで、専門的な知識がない方でも簡単に教材作成ができる学習管理システムを提供しています。現在、70万人以上の登録者と1,500社以上の利用企業に支持されています。教育機関や企業研修など多様な用途で利用され、広く普及しています。
まとめ
医療系国家試験の合格率100%を達成した鈴鹿医療科学大学。次回のウェビナーではその具体的なノウハウを知ることができます。教育現場における新しい時代の学び方についての示唆に富んだ内容が期待されるこの機会、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。